文教常任委員会に出席

6月15日に私 飯野まさたけは文教常任委員会に出席しました。市役所の担当部課からの報告を受けると共に陳情について審議しました。

議員は4つある常任員会(総務、文教、観光厚生、建設)のいずれかに所属することになり、私は文教常任委員会に所属しております。常任委員会では本会議で委員会に付託された議案や陳情を審議し、本会議に審議結果の報告をします。また各担当部課から報告を受け、その報告について、委員長が「承認」(報告について承認)、「聞き置く」(報告については聞き、承認しないわけではないが、聞くだけは聞いた)、「不承認」(報告について不承認)のいずれかの決を採ります。

私は①「(仮称)鎌倉美術館諸室配置整備計画について」、②「(仮称)鎌倉博物館展示等整備計画について」、③「野村総合研究所跡地における整備に係るその後の状況について」の3つの報告については「聞き置く」とさせていただきました。

野村総研跡地には新型インフルエンザの発熱外来を既存建物をリフォームして設置する予定になっており期間は3年間となっているにもかかわらず、計画には全く反映されていないこと、発熱外来が来ることによる具体的な影響を検討・精査すべきではないかということを理由として申し上げました。

なお、①、②の博物館、美術館はいずれも野村総研跡地の建物をリフォームして作られるとされている施設です。

担当部課からの報告がほとんど「承認」されていく中で、新人議員の私が「聞き置く」「不承認」というのは勇気が要りましたが、野村総研跡地に集客を必要とする博物館や美術館を作るということには断固反対であるということは言わなければならないと思いました。

最初は「不承認」と主張しましたが、委員会の審議が一旦休憩しその間に「通常は『不承認』はあり得ないので『聞き置く』にして下さい」との委員長の提案に迷いましたが、『承認』以外であればよいとの思いで『聞き置く』としました。

「鎌倉市立第二中学校改築実施計画について」は次の点で、いかがなものかという思いがありました。

①従来の外観を保つため、鉄筋コンクリートで校舎を作った後で壁に木材を貼りつけることにより、建設単価が上がっていること。また2階建という贅沢な作りであること。(学校はスペースの有効活用という点から3階建てや4階建てが多いように記憶しています。一戸建住宅でも敷地の都合で2階建てや3階建てが一般的であり、今どき新築の平屋建て(1階建て)の分譲とのものは全く聞いたことがありません)

301 Moved Permanently

②太陽光発電設備が南校舎棟の一部に一列だけ設置される計画になっており、「環境に配慮してます」というアリバイ作りのためだけにあるのではないかということ。

③生徒が減少傾向のため、普通教室(いわゆる教室)より特別教室(音楽室や技術室などの特別な目的に使われる教室)が多いこと。また既に多目的室を地域のサークル活動などに開放している手広中と第二中の普通教室・特別教室数の比較及びコメントの記載したものを参考にアップさせていただきます。

hikaku-nichu-tebirochu.xlsをダウンロード

また小中学校の開放施設については、「鎌倉子育てガイド」というHPの「レンタルスペース」というところに詳しく記載されておりますのでご紹介します。

301 Moved Permanently

特に①については地元住民の方々や卒業生の方々からの要望があったようですが、外観を従来のものと同じようにする場合にどれくらい建設コストが上がるという点を市はきちんと示しているのか、また建設コストが上がってしまう費用について、要望していた方々以外の市民の皆さんから理解を得られるような金額なのかということを考える必要があります。

元サラリーマンであった私の漠然とした印象なので外れていた場合は申し訳ないのですが、どうも鎌倉市では「声の大きい市民の意見」に引きずられる傾向にあり、「声なき市民の意見」を考えていないのではないかという印象があります。この点については、行政のチェック機能である議会の一員としてしっかりと行政を監視していきたいと思います。