広域ごみ処理計画のバイオガス化施設、市議会が断念提言/横須賀 カナロコ 3月30日

私は昨年、バイオガス化施設の調査のため、横須賀市へ視察に行きました。といっても施設はなく担当の方からレクチャーを受けただけでしたが。生ごみのバイオガス化は理屈としてはできそうな感想を持っていましたが、先輩議員から教えていただき、まだ不安定要素があることが分かりました。そのため、民主党鎌倉市議会議員団は一貫して生ごみ及び汚泥のバイオガス化については慎重な対応を市へ要求しておりました。

2日前の記事ですが、カナロコ3月30日の記事で横須賀市と三浦市の広域ごみ処理計画のバイオガス化施設について横須賀市議会が断念を提言しているということを知りました。以下、引用させていただきますが、これを受けて鎌倉市はどのように対応していくのか、実証実験を行っていた横須賀市ですらこの慎重な対応をしております。いわんや、実証実験を行っていない鎌倉市はどうすべきか、ご理解をいただけるものと思います。

市は①「今泉クリーンセンターが平成25年までしか使えない」→②「名越クリーンセンターでは今泉クリーンセンターのごみを処理しきれない」→③「山崎に生ごみと下水汚泥をバイオガス化する施設を作らなくてはいけない」ということを主張し、これ以外の方法はないと主張しております。しかし、①はやむを得ないにしても②はどうなのか、また、バイオガス化しか手段がないのか、技術革新が進んでいる昨今、自分なりに調べてみようと考えております。

以下、引用開始

広域ごみ処理計画のバイオガス化施設、市議会が断念提言/横須賀 カナロコ 3月30日

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1003300044/

 横須賀市議会の廃棄物処理等特別委員会(青木哲正委員長、12人)は30日までに、横須賀、三浦両市のごみ処理広域化基本計画に盛り込まれている生ごみの資源化(バイオガス化)施設の導入を取りやめるよう求める中間報告書をまとめ、提言した。前例のない取り組みのため安定稼働が疑問視されるなどと指摘している。市議会側が反対を表明したことで、同施設の導入は困難な状況となった。

 基本計画では、生ごみ資源化施設で生ごみをメタン発酵処理してバイオガス化し、ごみ収集車の燃料などに利用する。可燃ごみの95%が資源化施設を経由することで焼却ごみは34%減ると推計。資源化施設の稼働を前提に、新しい焼却施設は処理能力を低く抑えている。同施設の導入を取りやめると計画全体の見直しも迫られる。

 中間報告書によると(1)バイオガス化施設を本市規模で導入稼働している自治体がない(2)実証実験(2002年~06年)は実用施設の10分の1規模で行われ、実際の安定稼働に疑問(3)施設の建設費・維持管理費などの比較に疑問―と問題点を指摘。同施設の導入は取りやめ、今後は「全量焼却施設」を含め、施設の検討をするよう求めている。

 青木委員長は「先進的な技術の実用化は不安も大きい。建設候補地(横須賀市・長坂地区)は面積も広く、技術革新の状況を見てから処理システムに加えることもできる」と説明。10年度内に予定している市ごみ処理施設整備検討委員会(仮称)では、バイオガス化施設を導入しない前提で検討することが望ましいとしている。

 一方、報告書ではバイオガス化は地球温暖化対策などに有効な事業として、これまで通りの推進を要望する少数意見も添えられた。

 市の田中茂環境部長は「提言は重く受け、検討委員会にも伝えたい」と述べた。

                                                   以上、引用終わり