生ごみメタン発酵施設~分別が大変!

9月定例会では、生ごみメタン発酵施設に関し議会を二分し激論が交わされていた。

生ごみメタン発酵施設を建設については市民の皆さんはほとんど知らされていないと思います。私は「市議会もごみ問題で大変だね」とは言われますが、その内容についてご存知の方はあまりいません。

また、生ごみメタン発酵施設を建設する前提として、市民が生ごみを分別しなければならないということは意外と知られていません。平成21年度2月定例会の観光厚生常任委員会だったと記憶しておりますが、原課は「リサイクル率日本一の鎌倉市民であれば、生ごみの分別は理解される」と答弁していました。

最近、ごみ問題がクローズアップされておりますので、何人かに「生ごみの分別はできますか」と聞いたところ、市民は今まで分別に協力してきた、ごみの置き場がなくベランダにごみを置くなどして苦労している、更に生ごみを分別するとなるととても負担に耐えきれない、分別するなら行政が分別すべきといった意見を言われました。

メタン発酵のための生ごみ分別は単なる生ごみの分別とは異なります。メタン発酵するものをチョイスして分別しなければなりません。大分県日田市の生ごみ分別についてご紹介します(http://www.hita.ne.jp/~city/hita/gom/gomfrm.htm)。

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先週、先輩である松中健治議員と生ごみの分別について話をしてた時のことが、ブログに出ておりましたので併せてご紹介いたいします。

以下、引用開始

松中健治議員 鎌倉発電送かわら版 10月5日(火)「こりゃ、たまらない、分別の分別の分別」

ゴミ処理として、バイオマスの施設が山崎下水道処理場敷地内に論議されているが、見直しを指示している松尾市長とバイオ推進派議員と激しい対決が続いている。
施設のことばかり議論されているが、家庭から出るゴミの処理から議論しないといけない。

現在、燃えるゴミと資源ゴミの分別が、各家庭で行われているが、バイオ処理には、さらに、分別が厳しくなる。それは、分別の分別の分別であると、話をすると、とんでもない、そんな施設はいらないと、声高に言われる。今でさえ、分別は大変だと、お年寄りは言う。それが、燃えるゴミと、生ゴミ、さらに、生ゴミ中身を分別とは、年寄りをいじめるなと。
そんなの面倒くさいから、しないよ、そんなこと詳しく知ったら、市民の多くは怒るよと。

この話を飯野議員に話したら、それは大変ですよと資料を見せてくれた。確かに生ゴミに、たばこのフィルター、梅干しの種、割り箸等が入っていたら、機械が壊れてしまうと、横浜市の実証実験をしている企業から説明を受けたことを思い出した。梅干しの種というが、17万人の人口のうち、1万人は毎日梅干しを食べることを考えると、1万個の梅干しの種が毎日?

飯野議員の資料によると、バイオのため、家庭から分別した生ゴミを出す前に、生ゴミの分別をしっかりやってほしいと資料に書かれている。

生ゴミとして出してはいけない、生ゴミのような生ゴミは、牛や豚の骨、卵の殻、貝殻、伊勢エビやカニの殻、籾殻、樹木の枝葉等。別の資料では、トウモロコシの芯、竹の子の皮、も。
そうでないと、機械がすぐ壊れるようだ。そして、メタンガスを発生させるメタン菌が死に、メタン発酵出来なくなると。さらに、一度壊れると、メンテナンスにかなりの時間が掛かり、生ゴミの山が出来、周囲に悪臭が漂うとの話もある。こんな分別は嫌だと市民は怒り出すだろう。ゴミ倫理、分別倫理の市民教育から始めないととても無理だ。

横浜市に視察して聞いたが、事業系生ゴミのなかでも、いろいろなものが混在されていて、大変だと堆肥処理の現場の声もあった。
朝忙しい、サラリーマン家庭は、夫婦共稼ぎであったら、とても、分別の分別の分別なんてやっていられないだろう。また、お年寄りにとっても、叶わないだろう。暇な方は良いだろうが。

                                                         以上、引用終わり

生ごみメタン発酵処理施設については、色々な意味で市民不在で議論されているように思えてなりません。