本日は午前中に12月定例会に関する議会運営委員会に出席し、午後からは鎌倉市議会議員・事務局職員研修会に参加しました。研修会は福島県会津若松市議会事務局の職員の方をお招きし、「議会基本条例と議員報酬~議会基本条例をツールとした政策形成サイクルの構築・運用~」が研修内容でした。
議会基本条例は議会活性化のために必要なものだと考えます。現在、議会運営委員会で議会のあり方が検討されて議論されています。
研修内容は次の通りです。
1 今日の議会改革の前史
2 議会基本条例の制定プロセス
3 会津若松市議会基本条例の概要と特色
4 政策形成サイクルの全体像(総論)
5 政策形成サイクルの主要3ツール
(1)市民との意見交換会
(2)広報広聴委員会
(3)政策討論会
6 議決責任・議員間討議による議会基本条例全体構造の再認識
7 政策形成サイクル運用による実践例
(1)水道事業の第三者委託
(2)議会活動・議員活動と議員報酬・定数のあり方及びその関連性
(3)鶴ヶ城周辺公共施設利活用構想(素案)に関する再考に係る決議
議会からの政策形成
(4)政策形成インキュベーターとしての政策討論会の4分科会の運営
8 政策形成サイクルの成果・課題・今後の展望
以上
基本的には会津若松市議会編集の「議会からの政策形成」という「ぎょうせい」から出版されている本(議会事務局から配布)に基づいて説明がなされました。
↑ 画像は「ぎょうせいオンライン」より http://shop.gyosei.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=6302
また、会津若松市議会の政策形成サイクルについては下記のHPをご参照ください。
財団法人静岡県総合研究機構 HP >SRI データベース > バックナンバー 号別一覧 > 第102号
連載 改革に挑む地方議会 議会基本条例をツールに協働型議会に挑戦(福島県会津若松市)
http://www.sri.or.jp/sri_database/backnumber_kiji/documents/102/102report3_1.pdf
この市民参加型政策サイクルこそが会津若松市議会の真骨頂だと思います。
興味深かった話は次の通りです。
・政治倫理条例制定のきっかけは男性議員の女性議員に対するセクハラがきっかけであったこと。
・議会制度検討委員会に市民及び学識経験者という議員以外の外部委員を入れたこと。また、市民委員の発言は一人で5人分の効果があったこと。その発言は「市民からすればその議論はおかしい」といった内容。
・平成22年10月の「議員報酬モデル」の最終報告(素案)では770万円としたこと(金額もさることながら、計算過程が興味深い)
大変参考になる研修会でした。「議会からの政策形成」を熟読し今後の議会活動に生かして参ります。


