昨日は、午前中の代表者会議で議会事務局による議員採点問題などを議論した後、午後から関東学院経済学部非常勤講師、元衆議院法制局参事の吉田利宏氏による「政策立案機能の強化に向けて」というテーマで研修が行われました。午前中に議会事務局と議員との信頼関係が問題になった後に「議会事務局強化の必要性、議会事務局を使い倒せ」とは何というタイミングかと感じました。
そのような中行われた研修会ですが、講演内容は素晴らしいものでした。地方分権の推進により権限が国から降ってくる中で議員も職員も対応しなければなりません。そのためには何が必要かという講演でした。
後日、レジュメを公開しようと思っておりますが、レジュメの項目を紹介します。
以下、引用開始
1、はじめに~たいへんだ! いよいよ権限が降ってくる~
2、議会事務局の強化
(1)議会事務局強化の必要性
(2)予算執行権が首長にあることを踏まえて策を練る
・事務局に関する議会基本条例の規定の意味~資料1
・事務局の独立性を高める方法①~議長の人事権を実質化する~資料2
・事務局の独立性を高める方法②~定数条例を分離する~資料2
(3)議会事務局を使い倒す
3、政策条例に挑む!
(1)議員にしかできないこと~「手法の選択」を示す
・条文化までの過程(①~③を議員、④は議会事務局が担うべき)
①立法事実→②問題意識→③手法の選択→④条文化
・条文化は誰の仕事?~資料3
・「手法選択」の目を肥やす
(2)政策実現のための手法の検討
・規制的手法
・誘導的手法(マイナス編)
・誘導的手法(プラス編)
・ふさわしい罰則を選ぶ
(3)法令等の選択
以上引用終わり
政策立案が大切なことは十分理解でき詳しく講義いただき勉強になりました。
しかし、行政監視機能強化も大切なところであるので、その点についての研修も必要ではないでしょうか。もっとも議会事務局による研修を待つ前に私は自身で研鑽を積みたいと思います。事業仕分けが生まれたのは、議会、監査委員制度、外部監査制度などが十分に機能していないことから生まれたことを忘れてはならないのではないかと思います。

