東日本大震災:液状化は関東1都5県の64市区町村で確認、被害面積は「世界最大」 5月30日 神奈川新聞/カナロコ

本日の神奈川新聞1面に関東1都5県の液状化現象の記事が掲載されていましたのでご紹介します。

鎌倉市でも液状化現象が想定される地域があるのではないでしょうか。今後調べて公開したいと思います。

以下、引用開始

東日本大震災:液状化は関東1都5県の64市区町村で確認、被害面積は「世界最大」 5月30日 神奈川新聞/カナロコ

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1105300012/

 東日本大震災による首都圏の液状化被害は、神奈川を含む1都5県の計64市区町村で確認されたことが、神奈川新聞社のまとめで分かった。臨海部の埋め立て地を中心に住宅の傾斜や道路の沈下などが出ている。被害面積は東京湾岸だけで「世界最大」とされ、広域的な被害が出た茨城などを含めると範囲はさらに拡大する。一方、復旧は余震の懸念などから進んでおらず、1万2千世帯以上が被災した千葉や想定外の内陸住宅地で発生した神奈川などで健康への影響を訴える声が相次いでいる。                        (渡辺 渉) 

110530液状化関東 

 各都県が集約した市町村からの報告などを基に集計した。それによると、被害が深刻なのは、震源に近い茨城県と千葉県。茨城は全44市町村のうち34市町村から液状化の報告があり、「栃木県境などの一部を除き、かなり広域で発生した」(災害対策本部)。太平洋岸のほか、潮来、稲敷両市など利根川下流域の被害が目立っている。

 影響が18市町に上った千葉は千葉や浦安、船橋各市などの東京湾岸の埋め立て地に加え、津波に見舞われた旭市など房総半島東部でも発生。中でも市域の85%が液状化した浦安市の被害が際立っており、道路や上下水道などが損傷、市民生活に大きな影響が出た。当初、7千棟余りとみられた傾いた家はさらに増える見通しで、住民は「眠れない」「平衡感覚がおかしくなった」などと苦痛を訴えている。

 東京では、浦安に隣接する江戸川区で住宅被害が出た。都は「江戸川から大田にかけての7区で液状化があった」としている。

 千葉と東京の湾岸部を対象とした地盤工学会の調査では、計42平方キロで液状化が確認された。調査に当たった東京電機大の安田進教授は「今回液状化した面積は、阪神大震災のときの4倍以上。世界最大だった今年2月のニュージーランド地震の34平方キロをも上回る」と分析している。

 ともに2市で液状化が確認された神奈川と埼玉は、内陸住宅地での局所的な液状化が大きな特徴。

 神奈川では、横浜市港北区小机町の住宅地で26棟が傾くなどし、転居を余儀なくされた住民もいる。金沢区の八景島付近でマンションの地下駐車場が浮き上がるなどしたほか、川崎市川崎区東扇島でも公園などが液状化した。

 このほか、栃木で、川沿いの観光施設で液状化が発生。群馬と山梨は確認されていないという。

 被害が広範囲に及んだことから、国は傾斜した家の判定基準を見直し、住宅再建に最高300万円を支給する被災者生活再建支援法の適用範囲を拡大。それでも救済されないケースは多く、千葉県や横浜市などが独自の支援策を打ち出すなど対応に追われている。

以上、引用終わり