名越クリーンセンター及び今泉クリーンセンター 焼却灰放射性物質検査の結果について

6月27日に「都内の家庭ゴミ焼却灰から放射性物質 8000ベクレル超、一時保管へ」というショッキングな報道がありました。詳細は下記の記事をご参照ください。

以下、引用開始

都内の家庭ゴミ焼却灰から放射性物質 8000ベクレル超、一時保管へ 6月27日 産経新聞/msn.産経ニュース

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110627/dst11062723310021-n1.htm

東京都と東京23区清掃一部事務組合は27日、一般家庭ゴミなどを処理する23区内の清掃 工場のうち、江戸川清掃工場で発生した焼却灰から、1キログラムあたり8千ベクレルを超える放射性セシウムが検出されたと発表した。同組合によると、灰は フィルターで集められ、運搬時などは密閉しているほか、施設周辺の空間放射線量の測定結果からも、外部環境への影響はないとみている。

都などによると、一般廃棄物の焼却灰の放射線量を測定したのは福島県をのぞく自治体では初めてとみられる。

環境省は今月23日、「福島県内の災害廃棄物処理の方針」として、1キログラムあたり8千ベクレルを超える灰については一時保管とし、8千ベクレル以下に ついては一般廃棄物最終処分場(管理型最終処分場)での埋め立てが可能とした。福島県外の指針は示されていないが、都はおおむねこの基準に沿って処理する 一方、国に、福島県外での取り扱い方法を策定するように要請した。

清掃工場から発生する灰には、焼却後に焼却炉の中にたまる「主灰」と、焼却時にフィルターなどに集められる「飛灰」がある。

今回、1キログラムあたり8千ベクレルを超える放射性セシウムが検出されたのは江戸川清掃工場の飛灰で、9740ベクレル。同工場の主灰や、ほかの清掃工場の飛灰、主灰は8千ベクレルを下回った。

このため、江戸川清掃工場の飛灰は当面、工場内の放射能を遮れる施設で一時保管される。それ以外の灰については、最終処分場に埋め立てるという。

都では、今後も灰を継続して調査するとともに、多摩地域の市町村にも調査を要請する。

以上、引用終わり

下水汚泥焼却灰だけでなく廃棄物の焼却灰についても放射能が検出されたということで、鎌倉市でも調査を行い7月14日付で発表がありましたので、ご報告します。

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物理的半減期が8.021日のヨウ素137については不検出でした。一方で、セシウム134(物理的半減期:2.0652年)、セシウム137(物理的半減期:30.17年)はそれぞれ、環境省の示した基準である8,000ベクレル/㎏を下回る結果となりました。

鎌倉市は焼却灰を名古屋市、小山市、鹿島市にある三社に溶融固化の委託をしておりましたが、名古屋の業者は市の焼却灰に含まれる放射性物質の結果を見てからと受入に慎重になっていました。残り2社については受入を継続していました。鎌倉市環境施設課に確認したところ、名古屋市の業者についても今後この結果を示し受入を求めていくようです。

なお、主灰は俗に「もえがら」と言われ焼却炉に残った燃えかす、飛灰は焼却の際に発生する煙をバクフィルター(集塵装置)で集められたばいじんとボイラーなどについて払い落されたばいじんのことをいいます(参照:http://eco.goo.ne.jp/word/ecoword/E00578.html)。

また、環境省のごみ焼却灰に関する基準は下記をご参照ください。

一般廃棄物焼却施設における焼却灰の測定及び当面の取扱いについて: http://www.env.go.jp/jishin/attach/memo20110628.pdf