鎌倉市の下水汚泥は、七里ガ浜浄化センターの下水汚泥と山崎浄化センターの下水汚泥を、山崎浄化センターにあるにある流動床炉で焼却しています。
流動床炉:「代表的な廃棄物の熱処理システム」の「流動床炉」、「ごみ焼却施設の流動床焼却炉(岐阜市役所HP)」をご参照願います。
参考:山崎浄化センターを視察しました 2010年11 月16日 (火)
そして、その焼却灰を東日本大震災の放射性物質の問題が出るまではセメント原料としてセメント会社で受け入れていました。
参考:鎌倉市 下水汚泥からセシウム検出について2011年5 月27日 (金)記事
しかし、セメント会社で受け入れができなくなってからは、山崎浄化センターの流動床炉で両浄化センターの下水汚泥を焼却した際に出る焼却灰を、山崎浄化センターの施設内に保管していました。
※上掲の二枚の写真は、私が撮影したものです。カメラの日時設定をしていなかったため撮影した日時を正確に特定できませんが、保存したフォルダー名が「111109山崎浄化センター 下水汚泥」となっていましたので、昨年の11月前後に撮影したものと思われます。
私は現課の職員に対し、これらの本来だったら掛からなかった保管の経費について、東電に賠償すべきと話をし原課職員もその方針であると話をしていたのを覚えています。
本日の東京新聞で東電が賠償に関して一次分を支払う旨の報道がありましたので紹介します。
以下、引用開始
鎌倉市に535万円の賠償 下水汚泥焼却灰一時保管費用で 東電が一次分支払い 東京新聞 6月9日
鎌倉市は八日、東京電力福島第一原発事故で、放射性セシウムが検出された下水汚泥の焼却灰を一時保管している問題で、東電から第一次分として約五三五万円の賠償金支払いを受けたと発表した。
市は、山崎浄化センターで下水汚泥を焼却し、灰をセメント原料としてセメント会社に搬送して処理をしてきた。ところが、焼却灰の放射能汚染で、セメント会社から受け入れを拒否された昨年五月から同センターで一時保管を続けている。
今回の賠償は、事故が起きた昨年三月から同十一月までの間に、保管にかかった放射線測定、保管作業委託、保管容器購入などのかかった費用が対象。職員の人件費と保管施設改造費は保留となり、同十二月以降の保管経費と合わせて交渉を続ける。
同センターで一時保管している焼却灰は約三八〇トン。ほぼ満杯状態で、市が最終処分を検討してる。焼却灰の放射性セシウムはピーク時で1キログラムあたり二八〇〇ベクレルだったが、徐々に低下し、現在は四〇〇~五〇〇ベクレル。これを受け、四月からセメント会社への搬送を再開している。 (斎藤裕仁)
以上、引用終わり

