安定ヨウ素剤備蓄について~議事録 平成23年(2011年)3月11日 予算特別委員会 議事録抜粋

現在、配布中の議会レポートvol.11に記載をしておりますが、スペースの都合があり安定ヨウ素剤について詳しく記載できませんでしたので、HPにて紹介します。

私が安定ヨウ素剤について初めて取り上げたのは、平成23年(2011年)3月11日に開かれた予算特別委員会の午前中でした。まさか、その日の午後に東日本大震災、福島第一原発事故が起き、そして、数日後に安定ヨウ素剤を服用する子どもたちがニュースで映し出されるとは思ってもいませんでした。

その映像を見て、私は鎌倉市でも安定ヨウ素剤を備蓄するよう訴え続けると心に誓いました。

参考までに平成23年(2011年)3月11日の安定ヨウ素剤(質疑の際は「ヨード錠剤」と発言)を紹介します。

以下、引用開始

平成23年度一般会計予算等審査特別委員会,03月11日-02号

①第50款消防費

◆飯野 委員  おはようございます。よろしくお願いいたします。私は内容説明の283ページの救援活動のことでちょっと1点だけお伺いしたいと思います。鎌倉市は横須賀にも近い。横須賀には米軍基地があって、原子力空母が泊まることもあると。また市内には放射線を扱っているような事業者の方もいらっしゃるということで、そういう放射性物質に対する消防本部の取り組みですとか、後は防災安全部との連携等がどのようになっているのかお伺いしたいと思います。

◎警防救急課長 市内には9カ所の放射性を保有している施設がございます。消防としましては、原油の資器材を最大限に利用しまして、鎌倉市の消防計画に載っております、放射線物質関係施設の警防計画に基づいて迅速に対応していきたいと考えております。

◆飯野 委員  わかりました。それはあれですか、例えば横須賀で米軍基地でそういう放射能、原子力空母の例えば事故があって放射線が漏れたというような場合もその計画に従って、避難とかそういう誘導は消防本部のほうでやるという感じになるんでしょうか。

◎警防救急課長 横須賀で原子力の放射性物質が漏えいしたという情報は、当然県・国のほうから市のほうの総合防災課になると思うんですが、情報が入りますので、連携をとりながら消防も活動していきたいというふうに考えています。

◆飯野 委員  ちょっと私が心配しているのは、当然消防署の職員の方々ですとか、場合によっては消防団の方々が避難誘導等行うということがあると思うんですけれども、その中で放射線に被ばくするという危険性があるというのを非常に心配しております。それで特に放射線は甲状腺に非常に影響を与えるということで、その際にヨード錠剤を大量に飲むことによって影響を抑えることができるということを聞いております。こういうヨード錠剤に関して他市の取り組みとか、もし御存じだったらちょっと教えていただければと思います。

◎警防救急課長 安定ヨウ素剤ですね。放射線を浴びて甲状腺の低下症もしくは甲状腺の新生物、がんの発生をおくらせるというために服用するものです。横須賀市の消防計画の中には原子力の中で市民20万人に対しての安定ヨウ素剤を備蓄をし、国からの指示により、そのような事故が発生した際には国の指示を待って市民40歳以下の方20万人対して服用するという情報は認識しております。

◆飯野 委員  そういう対策をとられているということで、鎌倉市はそういう対策等は取られたりとかというのはしているんでしょうか。

◎警防救急課長 横須賀市の消防局におきましては、ヨード剤は備蓄をしておりません。やはり警防対策活動上のことを重視しておりますので、鎌倉市としても関係部とよく研究をしていきたいというように考えております。

 

②第10款総務費、第5項総務管理費のうち、防災安全部所管部分及び第45款土木費、第5項土木管理費のうち、防災安全部所管部分

◆飯野 委員  先ほど消防費のところでも聞いたんですけれども、放射性物質の漏れがあったときの対応ということで、消防本部のほうではそういう計画があって、それに従ってということを聞いたんですが、防災安全部のほうでは、そういう防災の点で、計画ですとか、どのような対応をするようになっているのか、ちょっと教えていただければと思います。

◎総合防災課課長代理 横須賀の原子力空母等で放射性物質が漏れてしまったというような事案が発生した場合、市のほうとしては災害対策本部を設置して対応に当たることになると思います。それ以外で、危機管理の視点で、市のほうで平成18年から危機管理対処方針というものを定めまして、その発生した危機事象への対応について大枠規定しております。お尋ねの放射性物質の漏えい等に関しては、恐らく全庁的な対応になろうかと思います。情報伝達の面では、消防のほうとも連携をとっておりまして、消防の司令室は24時間対応で情報収集しておりますので、休日あるいは夜間帯でも、そういった情報が入った場合は総合防災課長の携帯に直接連絡が入って、すぐに対応をとるという体制をとっております。

◆飯野 委員  具体的に、その対応というのは、例えば避難とか、どういうふうになっているんでしょうか。

◎総合防災課課長代理 具体的な原子力、放射性物質の流出を想定した計画というのは現在はございませんが、地域防災計画、あるいは国民保護計画等を準用して対応することになるというふうに考えております。

◆飯野 委員  あと、これも先ほど消防費のところで聞いたんですが、横須賀市は40歳以下の、今20万人にヨード錠剤を備蓄していると。甲状腺に対する影響を抑えるためにヨード錠剤を大量に摂取することによって、がん等を予防するということがありますけれども、鎌倉市は、当然距離が多少、横須賀はすぐ近くですが、距離があるので40歳以下全員のというのはなかなか難しいとは思うんですが、場所、場所によって、そういう、ある程度の準備というのは備えたほうがいいと思いますが、その点はいかがでしょうか。

◎総合防災課課長代理 御指摘のように、地理的な条件等で影響を受ける可能性は考えなくてはいけないと思います。ヨード剤に関しては、やはりなかなか備蓄は、行政での備蓄は難しいというものというふうに聞いておりますので、関係機関あるいは特に医療機関とか、そういった関係機関と連携をとりまして対応を検討していきたいというふうに考えます。

以上、引用終わり