私が取り組んできた「小町通り電線地中化問題」について、神奈川新聞に記事が掲載されましたのでご紹介します。この問題は地方自治法違反の問題、公文書虚偽記載の疑い、一般質問の答弁調整における事実を誤解させるような虚偽の説明があったため、議会でも度々取り上げました。
今回の処分が地方公務員法による懲戒処分でなく、軽い行政処分であることはいかがなものかという思いはあります。一罰百戒とまではいいませんが、処分が軽いことにより同じことが繰り返される恐れがあるのではないかと危惧しています。
処分を審査していた考査委員会の答申を受け市長は処分を行いましたが、私も今後、この考査委員会でのやり取り等を自ら調査し、この処分が妥当であったのか判断したいと思います(多少のお時間は頂戴できればと思います)。
なお、朝日新聞でも名前が掲載されましたので、後ほどご紹介します。
以下、引用開始
電線地中化不祥事、職員6人を処分、市長「けじめつける」/鎌倉
3月30日 神奈川新聞/カナロコ
鎌倉市小町通りの電線地中化工事をめぐる一連の不適切な事務処理について、松尾崇市長は29日付で、担当課長ら関係職員6人を訓戒などの行政措置処分にした。市長は「責任を取ってけじめをつける」とし、自身の給与を減額する考えも表明した。
市によると、2008年に地中から見つかった想定外のコンクリート管(全長約390メートル)について、市議会に諮らずに事業費を流用し、09~10年に業者に撤去させた。さらに、結果的に不足した工費を補うための補正予算案(11年9月)に、すでにない管の撤去工費を計上して市議会に提出しようとした。
市は(1)議会の議決なく撤去工事を指示した(2)工費の補正名目を誤って市長と議会に説明した-ことが処分対象になると判断。「部内(部下と上司)の情報共有の不徹底」に起因したと総括した。(1)については、当時の担当課長を訓戒。(2)については現担当課長を訓戒としたほか、部下の実務者2人を文書訓告、管理責任を怠った部長2人を厳重注意とした。
さらに、遅れる可能性があった完工予定(13年7月)について、現担当課長が12年9月、市議の質問に工期の遅れはないという趣旨の説明をしたことも処分対象とした。
11年9月に問題が発覚し、市は内部調査を実施。12年8月に市民ら6人による市職員考査委員会に諮問し、今月27日に答申を受けていた。
■「甘い」市議会から批判
電線地中化工事の不祥事で、松尾崇市長は関係職員を地方公務員法上の懲戒とせず、制裁のない行政措置処分にとどめた。市長自ら「正直、軽い」としながら、市職員考査委員会の答申をそのまま踏襲した。市議会からは「甘い処分」と批判が出た。
市長は制裁を伴う懲戒に当たらないと判断した理由について「市と業者に実害がない」「関係職員に故意性がない」と説明した。一方で、市議会の議決を経ない管の撤去について、地方自治法違反を認めた。さらに「市民の信頼を損なった」と発言し、地方公務員法上の信用失墜行為の禁止にも触れる認識を示した。
完工時期について担当課長から誤った説明を受けた飯野眞毅市議(鎌政会)は「甘い処分で、同じ過ちを看過することになる」と憤った。市長は「(厳しい)処分だけで職員が引き締まるのか」とも述べた。
◆小町通り電線地中化工事 JR鎌倉駅東口から鶴岡八幡宮前に至る小町通り約600メートルの景観改善のため、地上の電線類を共同溝に埋める事業。本体工事は2007年度からの工期で、計約6億7千万円で業者と契約した。市は関連工事を含めた契約上の完工時期を13年9月としている。
以上、引用終わり(なお、太線下線は筆者)

