鎌倉・小町通り電線地中化問題  市部長ら6人行政処分「懲戒」は見送り 平成25年3月30日 朝日新聞朝刊 湘南版 3月30日

先般、掲載すると記載しておりました朝日新聞の記事を紹介したいと思います。

選挙の準備でバタバタしており時間が掛かってしまい申し訳なく思っております。

以下、引用開始

鎌倉・小町通り電線地中化問題  市部長ら6人行政処分「懲戒」は見送り  

平成25年3月30日 朝日新聞朝刊 湘南版 3月30日

 小町通り電線類地中化工事にかかわる不祥事で、鎌倉市の松尾崇市長は29日、都市整備部長や道路課長ら6人を訓戒などの行政処分にした。議会の承認を経ずに追加工事するなど地方自治法違反がありながら、身分や給与に影響する懲戒処分は見送った。

 処分は、識者や市民で構成する委員会の答申内容に従ったもの。松尾市長は 「市民、議員に迷惑をかけ、市民の信頼を失った。答申は正直、軽いと思った」と述べ、責任を取って自らの給与を減額する考えを示した。

 現職と元職の道路課長が訓戒、同課長補佐が文書訓告、都市整備部長が厳重注意など。

 6人のうち元道路課長は2009年度、工事中に地中で見つかったコンクリート管(全長390㍍)の撤去工事を、地方自治法で義務づけられている市議会の議決を得ずに進めた。

 さらに、ほかの5人は撤去済みのこの管の撤去費用など4020万円を11年9月の補正予算に提案しようとしたことなどが処分の理由。
 
 処分を審査していた委員会は27日に市長に提出した答申で、①市や業者に実害を与えていない②職員に悪意はもとより故意がなかったーと指摘。「免職や停職など地方公務員法に基づく懲戒処分にあたらず行政処分(行政措置)が適当」と答申した。

責任感欠ける市幹部

 一連の不祥事は11年9月、議会で審議予定の補正予算案に盛り込まれた「コンクリート管の撤去」について記者が「現場を見せて欲しい」と要請したことから発覚した。管はすでに撤去済みで、市議からは て予算”ではなく、後算”だ」と批判されたが、ウソがばれずに地中に埋もれてしまう可能性もあった。

 市幹部の対応はその後も、当事者意識、責任感に欠けたものだった。遅れている工事の完了時期についても、都市整備部長の「13年7月」との議会答弁を、12年8月の取材に対しては道路課長が「無理」と否定。部長の答弁を担当する課長が、答弁内容を「失念した」という。さらに遅れる点を9月議会で追及しようとした飯野真毅議員が課長に面談した際は、虚偽発言で遅れを否定。こうした対応も、今回の処分理由の一つになった。

 工事は当初予定からは1年以上遅れて8月前後に完工予定だという。職員の意識を抜本的に変えない限り同様の不祥事が繰り返されるおそれがある。                                                                      (山元一郎)

 

以上、引用終わり