私が選挙公報にも記載させて、平成30年6月定例会、9月定例会と一般質問させていただき取り組んできた「村岡新駅」設置について、神奈川新聞に合意に至った旨が報道されましたのでご紹介します。
選挙公報に書かせていただいた中で、一番大きな項目が実現に至ったことはうれしい限りです。
引き続き、深沢JR跡地についても、より広域の立場で取り組めるよう現在活動中です!
「村岡新駅」整備、県・藤沢・鎌倉市合意 医療の拠点に 神奈川新聞 12月28日記事
併せて、6月定例会、9月定例会の議事録もご紹介します。
◆10番(飯野眞毅議員) この行政の方々の努力で救える命もあるということもございますので、引き続きこの材木座の防災問題というものを、今度、まちづくり計画部が所管して取り組まれるということで、その推移を見守っていきたいと考えております。
次の項目に移らせていただきます。次の項目は、まちづくりについてということでお聞きしたいと思います。
まず一つ目は、深沢のまちづくりということで、村岡新駅等についてお聞きしたいんですが、平成29年度に広域連携調査を実施して、新駅設置の費用負担について、神奈川県、藤沢市、鎌倉市で協議してきたと思うが、現状はどのようになっているんでしょうか。
◎前田信義 まちづくり計画部長 平成29年度の広域連携調査では、両市一体施行と単独施行の事業計画の検討を行い、メリット、デメリットの比較を行っております。また、新駅を設置した場合の費用便益や将来の税収効果についての試算を行っております。現在その結果を踏まえまして、新駅を設置する場合の費用負担につきまして、神奈川県、藤沢市、鎌倉市の3者で協議、調整を実施しているところでございます。
◆10番(飯野眞毅議員) 平成29年度の広域連携調査の結果、新駅ありの税収効果はどの程度であったのか、お伺いしたいと思います。
◎前田信義 まちづくり計画部長 調査では、新駅設置の波及効果を想定いたしまして、土地、建物の固定資産税、都市計画税の上昇及び市民税の増収について試算をしてございます。
この試算によりますと、鎌倉市側の税収効果につきましては、年間約16億円となってございます。
◆10番(飯野眞毅議員) 非常に効果があると、毎年16億円の増収が見込まれるという試算だったということを確認させていただきました。
新駅のありとなしで、国庫補助金や市の負担額はどのように増減するか、もう一度確認させていただきたいと思います。
◎前田信義 まちづくり計画部長 広域連携調査では、深沢地域単独で土地区画整理事業を行う場合と、藤沢市村岡地区と一体的に施行する場合のそれぞれにつきまして、最新の土地評価、国庫補助金の交付状況などを踏まえまして、検討を行っております。
検討結果では、駅なし単独施行の場合、事業費は約151億円となりますが、保留地処分金、国庫補助金の交付率のいずれもが低くなり、市の負担額につきましては、約48億円になるとの試算結果となりました。一方で、駅あり一体施行の場合につきましては、鎌倉市側の事業費総額は、約205億円に増加しますが、保留地処分金、国庫補助金の交付率がいずれも高くなることから、市の負担額は約36億円となる結果、市の負担額は約12億円減少しますが、これに加えて、新駅整備に対する応分の負担が必要になるというような結果を得てございます。
◆10番(飯野眞毅議員) 市長に確認したいんですが。深沢JR跡地の区画整理は非常に重要な事業ということで認識されていると思うんですけれども、これは県、また藤沢市の協議が調わなくてもこれは取り組んでいくということで確認してよろしいでしょうか。
◎松尾崇 市長 そのとおりでございます。
◆10番(飯野眞毅議員) そうしますと、単独施行なら、駅なしで負担が48億円、両市一体施行で、駅があるのであれば、市の負担は36億円ということで、市の負担は12億円減少するという計算になります。そうすると、なかなか財源的に厳しいということであれば、差し引き12億円であれば、新駅に拠出することもできるんじゃないかと、つまり合計金額が一緒なのでと考えますが、市長、いかがでしょうか。
◎松尾崇 市長 今回の検討結果では、駅なしの単独施行の場合に、市の負担が48億円で、一体施行の場合は、事業総額は大きくなるんですけど、市の負担については36億円ということで、単独よりも12億円安くなると、こういう結果が出ております。
駅ありの一体施行の場合には、この36億円のほかに、駅の設置費用ということの応分の負担ということがございますので、そこの、今、調整を県や藤沢市と行っているというところでございます。
◆10番(飯野眞毅議員) 市単独事業で、駅がないと48億円。同じ48億円、つまり市の負担が36億円で、駅に12億円出して、両市一体施行であれば、同じ48億円なんですけれども、駅があるというようなことであれば、どちらのほうが市民の理解を得られるのかと。確かに、試算ではありますけれども、それなりの根拠を持って出されている試算でありますので、私は、12億円出して駅をつくると、負担するという方向でいくほうがいいと考えているところであります。
次に、新駅のあり、なしで、市の負担額が同じなら、今も質問をしましたけれども、当然新駅を設置すべきであるが、多少の負担増であれば、先ほどの税収効果から勘案すれば、新駅を設置すべきであり、将来の投資と私は考えますが、いかがでしょうか。
◎松尾崇 市長 議員がお話しいただきましたように、この差が12億円ということで、確かに12億円で駅も全てできるということであるならば、私自身もこれは十分理解が得られる範囲だと感じるところでございます。しかしながら、新駅については、今現時点で160億円という額、それにあわせて、藤沢市側でありますけれども、ロータリーや、またそこに至る道路や橋などの、そうした整備ということがございます。このあたりを含めて、鎌倉市としてはどのあたりの負担までできるかと、こういう調整については、市外の駅になりますから、過度な負担ということについては、なかなか理解を得にくいだろうということから、今、調整をさせていただいているというところでございます。
◆10番(飯野眞毅議員) いろいろ多額の事業もあるということで、なかなか財政的に厳しくなるという話も私は聞いているところではございますけれども、具体的にどのような事業が多額の投資ということであるかが、大まかでいいので、教えていただければと思います。
◎前田信義 まちづくり計画部長 市の今後予定されている事業としましては、さまざまな事業があると伺っております。本庁舎の整備ですとか消防本部の建てかえ、総合体育館の整備、新焼却炉の整備等、そういった事業があると伺っておりまして、深沢の事業につきましても、そういったような全体の事業のバランスというものを考慮しながら、慎重に判断していくというような方向で考えているということでございます。
◆10番(飯野眞毅議員) ちょっと唐突な質問だったので。例えば、市庁舎で180億円考えているというようなこともありますけれども、この180億円というものは、丸々市がお金を出した場合ということで認識しております。一方で、公的不動産利活用推進委員会でも、PFIですとかPPPなどの民間活力を導入して、費用を抑えるということであれば、16億円という税効果を考えたときに、一定程度の負担があったとしても、今後の税収増と、なかなかこれから税収がふえていくということは、団塊の世代の方々も引退して、なかなか厳しいという状況がありますので、市長には都市経営という観点から、今後の税収を見込めるのであれば、投資すべきと考えますが、その新駅にお金を使っていかなければいけないと考えますが、市長、もう一度お伺いします。
◎松尾崇 市長 先ほどの鎌倉市側の税収効果、年16億円という、こういう部長答弁をさせていただいたんですが、言葉足らずで誤解もあるのかなと思うところがございまして、新駅なしとありの比較で16億円の差があるということではないというところは御理解いただきたいと思います。今回の調査で、新駅がある中での深沢の整備事業をした上で、16億円ということでございます。そういうところは、もちろん税収ということを見込む中での深沢の整備ということは当然進めていく大きな意義でもございます。また、第三の拠点としての深沢のまちづくりということで、鎌倉の未来を支えていくということについては、投資ということは当然必要であると考えております。
しかしながら、このまちづくりに加えて、市外の駅ということの負担につきましては、この鎌倉市の発展の中での費用負担については、ある程度慎重にならざるを得ない部分というものはあると思っておりまして、今現在その調整に入っているというところでございます。
◆10番(飯野眞毅議員) 確かに市外の施設になかなか投資というか、お金を拠出するのは難しいという状況は私も理解するところでありますが、例えば杉並区では、私もちょっと時間がなくて詳細に調べてはいないんですけれども、特別養護老人ホームを、伊豆町か南伊豆町かちょっと忘れちゃったんですけども、そこにつくって、当然そこは杉並区の施設ということで、応分の道路を直したりですとか、そういうことをしているんじゃないのかなと。そういう意味では、市外だからといって、必ずしも全部だめだということではなくて、そういってしまえば、駅も市外になってしまいますから。ただ、そういう他市の市道についてどうなんだという、市長が懸念されることは確かにわかるんですが、一定の鎌倉市のためになるというような見通しが立つのであれば、私は必要なことなんではないかなと。将来の深沢の地域の発展、第三の拠点として考えていくのならば、私はそういう負担というものは市民の理解を得られると考えております。
市長は、市外の新駅の多額の負担は、市民の理解が得られないと答弁されていますが、当然多くの人がそう考えているわけではないと。私も含め、市民の皆さんの代表である同僚議員も少なからず新駅には賛成しております。市長は、そういう市民の理解が得られないと答弁されていたと思いますが、どのようなことを根拠に理解が得られないと考えているんでしょうか。
◎松尾崇 市長 新駅につきましては、広域のまちづくりを検討する中で、これまで神奈川県、藤沢市と連携して、協議を続けているところでございます。本市におきましては、これまで文書などで要望ということがなく、また、多くの市民から新駅が必要であるという、こういう運動が起こって、民意の盛り上がりというような状況ではないと感じているところではございます。
今後、多額の市費を投入しなければならないということになりますので、市民生活に直結する重点事業が幾つも重なる中で、施策の優先順位づけの観点から、市外の駅に対する過度な財政負担による市民の理解を得るというところについては、慎重にしていくべきであると考えているところです。
◆10番(飯野眞毅議員) 先日の同僚議員の質問でも、市民の理解を得られたという市庁舎移転でも、住民投票条例というものが設置というような動きがあったという話もありました。市民の理解を得られる、得られないということは、なかなか正確に把握することは難しいところでありまして、私は、深沢地区に住んでいますので、サイレントマジョリティという、新駅が来たらいいなと思っている人というのは、とりわけ説明会とかに来て、新駅は必要だということを改めて訴えたりということはなかなかしないのかなと考えています。市の職員の皆さんであれば、説明会とかで行政の方針を発表したときに、反対される方が多く出席されて、賛成する方は意外と出席しないということもあるということは認識されているんじゃないかと思います。
次の質問ですが、鎌倉市の行政計画では、深沢地区を第三の拠点にするとしております。しかしながら、駅がなければ、良質な企業や商業誘致ができず、私は単なる住宅地になってしまうんではないかと危惧しております。この点はいかがでしょうか。
◎前田信義 まちづくり計画部長 仮に駅がない場合でありましても、健康生活拠点の形成に取り組みまして、まちづくりのコンセプトの具体化や県の施策との連携を図ることで、健康、スポーツ、産業振興を図り、先端医療やIT関連などの良質な企業の誘致あるいは商業施設等の立地につなげていくことは可能であると考えているところでございます。
◆10番(飯野眞毅議員) 市長にお伺いしたいんですけれども、私は、そうは思えないんですね。市長も私も政治家で、街頭活動をするときって、JRの駅が利用者も多いということで、そこを中心に組み立てたりしていくと。例えば家をこれから深沢の区画整理をして買ったりとかする方が、新駅があるか、なしか、JRの駅が歩いて行ける距離にあるかどうかということは、非常に大きな視点であると思いますし、また商業施設ですとか、また企業誘致なんかも、駅から歩くということができないと、駅というものは大きい、JRの駅から歩くことができないと、なかなか厳しいのではないかなと思います。かつて松沢県知事が、武田薬品を誘致するのに、80億円プラス駅で誘致したということを聞いておりまして、駅というものは非常に重要な要素であると私は認識しております。そういう意味では、本当に駅がないと、なかなか商業施設、企業等、誘致は厳しいと思いますが、この点、市長はどのように認識されていますでしょうか。
◎松尾崇 市長 新駅がない場合であっても、今の健康生活拠点の形成ということに取り組んでいくという中においては、健康スポーツ産業振興を図りまして、さまざまな企業の誘致や商業施設の立地につなげていくということについては、私は可能であると認識しております。
◆10番(飯野眞毅議員) 新駅がなければ、鎌倉や大船などのようなにぎわいにはならずに、深沢地域を第三の拠点にするという計画が成り立たないんじゃないかなと私は考えております。そういう意味では、第三の拠点という計画は、もし駅がないならば本当に見直していかなければいけないと私は考えておりまして、新駅は必要であると考えていますけれども。市長にお伺いしますが、市長のいう第三の拠点というものはどのようなものか、お伺いしたいと思います。
◎松尾崇 市長 この深沢では鎌倉の未来を支える新しいまちづくりを行いたいと考えておりまして、町の景観や環境を重視して、今後の技術革新や社会の変化を先取りしたまちづくりに取り組んでいきたいと考えています。
この地区での多様な都市機能の導入や集積を図りまして、本市が抱える健康社会の実現、産業基盤の充実、新たな雇用の場の創出、公共施設の再編など、全市的な課題の解決を図ることで、人口減少や少子高齢化による地域活力の低下に対して、持続可能な都市経営を支えるまちづくりの実現を目指す場所であると考えています。
◆10番(飯野眞毅議員) 確かに文言上並んでいると、ああ、もっともだなと一瞬思ってしまうんですけれども、そういう拠点をつくるにしても、なかなかつくっても、アクセスですとか、そういうものがないと、非常に私は厳しいのかなと。第三の拠点が0.5個分というか、そういうふうになってしまうということを私は非常に懸念しておりまして、そういう意味で、深沢地域の整備事業における新駅の設置は、鎌倉の町にとって本当に必要な、将来の投資であると私は考えておりますが、改めて市長の見解をお聞きしたいと思います。
◎松尾崇 市長 この深沢地域整備事業につきましては、本市が抱えるさまざまな行政課題を解決することにつながる重要な事業でございまして、早期かつ確実に進めていく必要があると考えています。新駅の設置につきましては、地区のポテンシャルの向上に寄与するということ、これはそうだと思います。将来の税収効果等が期待できることも認識しているところでございますけれども、負担については、この本市が抱える事業全体とのバランスや長期的な財政負担も見据えて判断をしていかなければならないと考えております。
市民の事業への理解が前提となりますけれども、関係者間での協議が調うということであれば、必要となる適正な負担ということは行っていくべく、取り組んでまいりたいと思っております。
◆10番(飯野眞毅議員) 私も市民の方から選ばれた議員の1人でございまして、当然私も駅は必要だよということを言われて、今回、新駅について質問させていただきました。そのポテンシャルを高めるというより、私はポテンシャルそのものなんじゃないかと。駅があること自体がもう、ポテンシャルなんじゃないかと私は考えておりますので、今、適正な負担というものは考えていくということで、市長はお話しいただきましたけれども、私は一歩踏み込んでもっと取り組んでいただきたいということを申し上げたいと思います。
次の質問ですが、昨年度、大船のまちづくりについて質問した際に、東口の再開発事業を延伸している中、横浜市側の再開発事業は進んでおり、完成すれば、人の流れが横浜市側に行ってしまうのではないかという質問を行いました。横浜市側の再開発事業の現状についてお伺いしたいと思います。
引用終わり
平成30年 6月27日総務常任委員会-06月27日-01号引用
◆飯野 委員 先ほど原局にもお聞きしましたが、地方自治法第4条第2項に、第1項は事務所の位置については条例で定めてくださいということが書いてありまして、第2項では、前項の事務所の位置を定め、またはこれを変更するに当たっては住民の利用に最も便利であるように、交通の事情、他の官公署との関係等について適当な考慮を払わなければならないというような規定があります。
地方自治法第4条に、ほかにも規定がありますけれども、新庁舎の移転に当たって、これらについてどのような検討を行ったのかということをお聞きしたいと思います。
◎松尾 市長 この地方自治法第4条第2項の規定ということでございます。これらを規定しているということについては、交通の事情に適当な考慮を払うことについては、絶対的な基準があるわけではないという確認を我々としてはしています。
そういう中において、この深沢地域整備事業用地における行政施設用地として予定しているところは、湘南モノレールの深沢駅の至近に位置をしているところでございまして、かつバスについては大船駅、藤沢駅、鎌倉駅の各駅からアクセスすることができる場所であるということで考えているところです。
◆飯野 委員 私は、議会全員協議会で同僚議員が言われていた利便性の高い駅はどこですかという質問があって、1位が大船駅、2位が鎌倉駅ということで、なかなか今の深沢の現状というのを考えると、モノレールと一部のバスだけで、地方自治法第4条第2項の規定する交通の事情に適当な配慮を払っているかどうかというのは、払っていないんじゃないかなと、現時点では考えますが、この点についてはいかがでしょうか。
◎松尾 市長 我々としては、このモノレールの深沢駅、今、申し上げました各バス路線ということをもって、この交通の事情に適当な考慮を払うということについて、十分満たしていると考えております。
◆飯野 委員 大船駅は、JRでいうと横須賀線と東海道線と京浜東北線プラスバス路線。鎌倉駅は、JR横須賀線プラス江ノ電とバス路線。深沢はモノレールだけということで、私は基本的に市庁舎については、深沢の住民ですので、深沢の方は市役所が来てほしいということをよく聞きます。
一方で、材木座の方ですとか、「市役所逃げるのか」というような意見も聞いております。
ですので、私は、そういうこともいろいろ地域住民の方の意見も聞いていかなければいけないですし、ただ、現状として、深沢をこれから第三の拠点にしていくという市長のお考えで、私はその第三の拠点に市庁舎が移転するということについては、決して反対している立場ではなく、来てほしいと思っている住民の一人ではあるんですけれども、ただ、交通という点で考えると、正直言ってモノレールだけだと厳しいなと。朝のモノレールの混雑状況、湘南町屋に三菱電機があって、非常に多くの方がおりると。そこに市の職員の方がいらっしゃるということになると、なかなか交通事情というのは非常に厳しいと考えていまして、それを補完するには、私は新駅が必要だと考えていますけれども、この点に関してはいかがでしょうか。
◎松尾 市長 深沢地域全体にとりまして、新駅ということがあるほうが、よりその地域のポテンシャルが高まると。今、御指摘いただいたような点についても、よりよくなると考えているところではございます。
しかしながら、それ相応の負担ということが出てくる話でございますので、そことの兼ね合いということ、これは慎重にしなければならない部分であると考えています。
◆飯野 委員 私は、交通の問題というのを解決しないで、このままの状態で深沢に新庁舎を移転するということは、私、ここの点はアキレス腱だと思うんですよね、新庁舎移転について。
一般常識的に考えて、住民の利用に最も便利であるようにと、交通の事情というのを適当な考慮を払わなければいけないということから考えると、今の深沢では厳しいものがあると私は考えています。
そういう意味で、このまま駅なしで移転すると、地方自治法第4条に違反してしまうのではないかと考えますが、この点について市長はどのように考えますか。
◎松尾 市長 法律に違反するのではないかと、この視点でいうと平成16年の名古屋高裁の判例がございます。
この中では、新庁舎はJR駅からタクシーで20分程度の距離ですね。しかも、インターチェンジ予定地から直接距離で約7.5キロメートル。バス停から数分徒歩というようなことでも、必ずしも利便性に欠ける場所に所在する場所とは言えないと、こういう判例もございます。
そういう中から見ても、この深沢の地域の今の状況というのは、決して法律に違反をするということにはならないと捉えます。
◆飯野 委員 ここは解釈の違いということで。私は、このままではまずいと思っていることは申し上げておきます。
それと、この利便性という意味で、一般質問でも聞いたんですけれども、重要な点なんでもう一度確認したいと思うんですが、今、市庁舎の移転については、同僚議員が質問されたように、本当に市民の理解が得られているのかというような話もありましたが、私も利便性という点で新駅というのは必要だと考えていまして、市長は、なかなか市民の声が理解が得られていないと、新駅についてということで言われていますけれども、同じ同僚議員にも、新駅は必要だと、深沢の発展のためには第三の拠点として必要だというような市議会議員の声もありますが、こういう市議会議員の声というのは市民の声ではないんですか。そこを確認したい。大事な問題なので、明確にお答えいただきたい。
◎松尾 市長 当然、市民の声でございます。
◆飯野 委員 議員も、いろんな市民の方から負託を受けて、私も村岡新駅の設置というのは書きました。当然利便性という点では、これから第三の拠点という意味では、私はこれから深沢地区の発展のためには、市庁舎移転だけではなくて、新駅も必要だと考えています。
市長は、なかなか声が聞こえてこないというような話をよく聞きますけれども、サイレントマジョリティーというのがあると思うんですね。私のソフトボールをやっている仲間なんかは、早く市庁舎来ないのかということを言われていますし、駅もつくるべきだというようなこともよく聞くところであります。
そういう意味で、新駅に賛成する人というのも多くいると思いますが、この点についてはいかがでしょうか。
◎松尾 市長 新駅に賛成する方の声というのも、当然私もお聞きしていますし、議員がおっしゃる市民の方というのも、そうだろうなと思います。
ただ、全体を見る中で、まさにサイレントマジョリティー、これをどう捉えるか。それは捉え方もいろいろ手法はあるわけなんですけれども、そういう中において、市外の駅に対しての負担ということについて、もちろんあることにこしたことはないという、ここは一致している部分だと思うんですけれども、そこに対しての多額の税金を投入するということについて私は慎重にならざるを得ないと、こういうお話をさせていただいているところでございます。
◆飯野 委員 最後の質問ですけれども、建設常任委員会でまちづくり計画部から、平成28年の事業計画の検討内容の報告があって、若干のリスクはあるものの、新駅に向けてある程度の道筋が示されたと感じているところであります。
深沢地域整備事業と新庁舎移転というのは密接に関連しているところでありまして、市長は新駅を前提とした藤沢市と両市一体の施行に向けて速やかに決断して、第三の拠点にふさわしい活気ある深沢のまちづくりを、市民と、また来訪者に配慮した鎌倉らしい新庁舎の建設に邁進すべきと考えますが、いかがでしょうか。
◎松尾 市長 深沢地域については、まさに鎌倉の第三の拠点として、これからのエンジンとなるべく本当に重要な場所になります。その実現に向けて、私自身も精いっぱいこれから努めてまいりたいと考えています。
以上、引用終わり
※引用部分の太字下線は筆者によります。


