6月定例会の一般質問で取り上げました鎌倉市坂ノ下の市営「鎌倉海浜公園水泳プール」についてが少しだけ東京新聞の記事になりましたのでご紹介します。
以下、引用開始
鎌倉市の市営プール 背後に崖、不安残る安全対策 6月16日 東京新聞/TOKYO Web
震災対策で休止予定だった鎌倉市坂ノ下の市営「鎌倉海浜公園水泳プール」が、仮設施設を活用して七月一日にオープンする。プールは海岸まで百メートルもなく、背後は切り立った崖。市は津波対策で遊泳客の崖上への避難誘導を徹底させる方針だが、地震の混乱時にスムーズにいくか、不安を残している。
プールは、五十メートルと子ども用など四つあり、小中学生は無料で利用できることから人気が高い。ただ、オープンから五十六年経過して老朽化。耐震診断で更衣室棟などの建物が耐震基準を下回り、市は詳細な診断と補修、建て替えが必要として本年度から二年間、休止する方針だった。
ところが市民から利用継続の要望書が出たのを受け、市議会が本年度当初予算案にプレハブ棟のリース料など六千百四十五万円を計上する修正案を可決。九月七日まで開く。
オープンを前に開会中の市議会で、震災時の安全対策が焦点に。崖は高さが約二十五メートルあって登れないため、津波警報が出た場合は、約八百メートルの舗装道路を迂回(うかい)して崖上に逃げるのが、市の避難計画だ。
崖の崩落や迂回路が通れないことも想定した避難ルートも用意しているが、ピーク時の遊泳客は約五百人。プール監視員など約二十人のスタッフが、時間と競争で誘導しなくてはならない。このため、市は議員から提案があった、崖上に短時間で直接避難できる避難階段の設置案などの対策を検討する方針。 (斎藤裕仁)
以上、引用終わり
下から2行目の「議員から提案のあった~」の部分が一般質問で行った部分です(太字下線は私が加工)。
津波避難階段:http://www.bousai.go.jp/oshirase/h16/041019/siryou_2.pdf のP15をご参照ください。
また、下記のビデオオンデマンドで見ることができますのでご覧いただければ幸甚です。
平成23年6月定例会 6月9日
一般質問(集中質問)
民主党鎌倉市議会議員団 飯野 眞毅
1 震災対策としての危機管理について
45:12頃から
http://www.kamakura-city.stream.jfit.co.jp/vod_play.php?CNTID=31207&PREVPAGE=%CC%E1%A4%EB
(以下、一部書きおこし)
飯野:私がもう一つ懸念しているのが、坂ノ下のプールのことを非常に心配しております。坂ノ下プールが開設するときに津波がきた場合に大変なことになるんじゃないかと懸念しておりまして取り上げさせていただきますが、坂ノ下プール開設時にはどれ位人が集まって、ピークはどれ位なのか、関東大震災級の地震が来て津波が起きた場合に、どこにどのように避難させるのか。私、先ほども申し上げましたけれども、沼津市の津波避難階段、こういうものを造って逃がさないとなかなか厳しいのではないかと考えておりますが、津波避難階段設置の可能性について、まずは調査してみることが必要だと思いますがいかがでしょうか。
また実際に地震が来て子どもたちを避難させなくてはいけないときに、誰がその避難を取り仕切るのかについても教えていただきたい。また、坂ノ下の裏の斜面地はがけ崩れ防止の防災工事等を行っているかどうかも併せて確認したいと思います。
生涯学習部長:坂ノ下の海浜プールでございますけれども、今年度は管理棟の耐震震度がないということでプレハブの管理棟を設置して開設する予定で現在おります。人数ですが22年度7月1日から9月7日までの開設中で、昨年度ですが一日あたり一番多いときで1,500人でございました。一時的にその中でもピークのときは約500人位の方がいらっしゃるということでございます。
地震発生時には、遊泳を禁止し直ちにプールから上がっていただく、続いて津波警報が発令された場合には、直ちに高台へ避難誘導を行います。
議員ご指摘の階段等つけてすぐに上れるようしたらどうかという避難階段のことにつきましては、更に避難時間を短縮できる方策について、今後調査検討を進めていきたいと考えております。
避難誘導につきましては、現在プールには市職員が常駐しておりませんので、実際の避難誘導は委託しておりますプール統括責任者が指示することになりますので、こちらの方は開設前によく市職員と連携を取ってその指示方法等を確立していきたいと考えております。
また、プールの裏のがけの防災工事でございますけれども、難しいところがございまして民有地が入っているということでございますので今後の課題ということになります。現在プールの安全対策といたしましては、既に観覧席内にはロックフェンスを設置してございます。また、今年度、崖側の観覧席に立ち入りできないようにするために防止柵を設置する予定です。
飯野:今年、耐震性に問題があるということで管理棟を耐震化工事をするということになるかと思うんですけど、地震がくると津波がやってくるわけですから、耐震工事だけやっても皆さん津波にのまれちゃったというkとでは意味がないと思うんです。特に坂ノ下地域は一段と低くなっておりますから、いかに子どもたちを守るかということを考えたときに、実は答弁調整のときに避難経路を教えてもらいました。パークホテルの方を通ってぐるっと回って山の方に登っていくと、確か10分か15分位で大人の足でかかると、ただ子どもたちは泳いでいるわけで、泳いでる子どもたちをプールから上げて、靴を履いてないですよね、靴を履かせて逃げるのか、履かせないで逃げさすのかというのはありますけど、やはり短時間で避難させるというのは非常に困難だと思うんですよ。実際には私は子どもを上げて避難できるようにするだけで10分、15分かかってしまう。それから逃げ始めて上の高台までぐるっと回っていくまでに20分から30分位かかってしまう。
先ほどの津波のくる時間等、第一波が来て最大の波が来るまでに色々時間の幅はありますけど、やはり最悪の事態を考えるということでは、10分から15分で来ることもあるわけですから、すぐに子どもたちを逃がすための津波の避難階段、是非とも坂ノ下のプールに関してはやらないとまずいんじゃないかなと思いますが、その点もう一度お願いします。
生涯学習部長:私も今避難路をご指摘いただきましたけど、実際にあの道を歩いてみました。やはり、高台に入るまではプールから急ぎ足で5分かかる、頂上まで行くには11分か12分くらいかかるということで、ご指摘のように色々身支度を整えたりしてますとそれだけ時間を取られるということ、現在の避難路を考えるとパークホテルの方からを取るか、稲村の方に行くかということになるが、どうしても海岸線を歩いて内陸に入るということしかございませんので、先ほどホームページの写真でお示しをいただきました避難の階段ですね、ああいうものも設置可能かどうかを調査をしてみたいと思います。
飯野:早急なる調査を子どもたちのために是非していただいて、早急に設置を要望させていただきます。
以上

