逗子市の防災に関する積極的な取り組みをご紹介します。市民の方から「逗子市の津波ハザードマップを見て欲しい。」と連絡があり、拝見したところ県の浸水被害予測を待たずに避難経路の明示など素晴らしい地図を作製されています。すでに全戸配布されたそうですが、このような取り組みを鎌倉市も早急に実施すべきでしょう。下記の記事にある通り県の浸水被害予測を待っていては1年、2年先になってしまい、その間に地震が必ず来ないとは限らないと思います。
以下、引用開始(太字下線の加工は私)
湘南よみうり新聞社 8月1日号 『がんばろう、逗子 がんばろう、東日本』
逗子市長 平井 竜一 氏 地域の絆が何よりの対策 http://www.shonan-yomiuri.co.jp/thismonth.htm#ganbaro
海と山に囲まれた自然豊かな逗子市。3月11日の震災当日は大津波警報が出され、帰宅困難者を含め600人以上が避難所で一晩を明かした。震災後は、市民から津波対策の要望が多く寄せられたという。
「津波ハザードマップの修正版(逗子および小坪地区)を作り、7月に全戸配布しました。県が浸水被害予測を見直していますが、それを待っていては1年2年先になってしまいます。被害想定が変わったら作り直せばいい、と急ぎました」。修正版には、逗子、小坪両海岸からの避難経路や標高を明示し、避難時の目安となるようにした。9月には、全市版のマップも配布する。
今回の震災で、地域の絆やコミュニティの重要性が再認識されていると平井市長は指摘する。「逗子市は高齢者の人口に占める割合が27%と、県内19市でもトップクラスです。いざという時に一人暮らしのお年寄りを地域の人たちで守る。そうできる地域づくりを普段から進めていくことが大切だと思っています」。新しいマップに基づいた避難訓練や、『大震災』をテーマに市民が意見を交換する『まちづくりトーク』も実施した。
逗子市では8月17日から19日まで、岩手県山田町の県立山田高校の生徒約40名を招き、逗子の中高生と一緒にコンサートや交流試合を行う。宿泊先は市民の協力でホームステイにするなど、“手作り”の温かいもてなしが中心だ。
「これは市民主導で進められた企画で、われわれ行政側はそのサポートという位置づけです。葉山町とも協力して進めています。このような交流を通じ、被災地の方々と時間や思いを共有して、これからの復興に向けて一緒に歩んでいければと願っています」
(写真略)「くじけず あせらず あきらめず 乗り越えよう」湘南絵てがみ大賞を通じた被災地へのメッセージ
以上、引用終わり
逗子市は県下一斉に行った避難訓練には参加せずにその翌日の7月30日(土)に行う予定だったそうですが、雨のために中止になりました。鎌倉市の実施した津波避難訓練と比較すれば市の本気度がわかります。
平成21年3月に作成した逗子市津波ハザードマップを安全な場所へ向かう避難経路、ポイントごとの標高表示及び距離、階段等を新たに標記したものになります。






