県の検討部会により作成された神奈川県津波浸水予測図の内、鎌倉市・藤沢市分をアップしました

早稲田夕季県議から最新の津波浸水予測図をデータでいただいたので公開します。

滑川沿い東側、坂ノ下地域、腰越地域が浸水するということがわかります。また、大船や深沢地域は柏尾川を津波が遡上するのではと心配しておりましたが、この予測図ではそこまでの遡上はないようです。

 

神奈川県が東日本大震災を機に津波想定の見直しを行っており、県の検討部会で14.4メートルという試算がされました(以下、参考)。

以下、引用開始

県津波浸水想定検討部会:鎌倉で14メートル超 慶長地震モデルに予測 /神奈川 毎日新聞 11月18日(金)

県津波対策推進会議の津波浸水想定検討部会(部会長・柴山知也早大教授)の会合が17日開かれ、慶長地震(1605年)をモデルに想定した場合、鎌倉で 最大で14メートルを超える津波が到達するとの予測結果が報告された。比較的被害が少ないとしてきた東京湾も最大で4メートルの津波を予測している。県は 26日に県内全域の浸水箇所などを記した津波浸水予測図案を公表し、各自治体とハザードマップの改訂について協議していく。
県によると、東日本大震災を受けて津波浸水予測を見直した結果、「1000年に1回の地震で資料も乏しい」(柴山部会長)ことを理由に想定から外してい た慶長型地震を「震災後、国内で議論が出てきた」として、検討の対象に組み入れた。その結果、鎌倉で14・4メートル、藤沢で10・5メートルとなり、各 自治体がハザードマップ作製の資料とした南関東地震などに比べ、いずれも数メートル上回った。
また、元禄型関東地震を想定した場合は2メートル程度だった東京湾内の津波予測も、慶長型地震では4メートルを超えるとされた。柴山部会長は「この予測 で想定すると、鎌倉でこれまでの2倍近いところが浸水域になるほか、横浜・川崎の工場地帯でも浸水域が広がる。想定地震によって、津波の高さ以外に到達時 間も異なることから、今後もさまざまな想定を考えていく」と話している。【北川仁士】

以上、引用終わり

予測図を見ますと鶴岡八幡宮の近くまで浸水するということがわかります。この浸水図を元に今後どのように市は対応すべきか、知恵を絞らなくていはなりません。基本的には今更、防潮堤も築けませんので避難する以外の方法がありません。津波避難階段の設置や津波避難ビルの見直し、高さ一律15メートル規制をどうしていくか等々問題が山積みになってきます。

 

〇津波浸水予測図 慶長型地震 鎌倉(右側のところは逗子)

津波浸水予測図慶長型地震鎌倉001

〇津波浸水予測図 慶長型地震 藤沢(江ノ島の右側に腰越が入っています)

津波浸水予測図慶長型地震藤沢001

 

〇津波浸水予測図 明応型地震 鎌倉(右側のところは逗子)

津波浸水予測図明応型地震鎌倉001

 

〇津波浸水予測図 明応型地震 藤沢(江ノ島の右側に腰越が入っています)

津波浸水予測図明応型地震藤沢001

 

以前の神奈川県津波浸水予測図をご参照いただければ、違いがよくわかると思います。

神奈川県HP 神奈川県津波浸水予測図 南関東地震(施設効果あり) 【鎌 倉 市】