「海の家」解体?危険な落とし物 神奈川新聞 朝刊 社会面 2月6日(土)

私が毎回一般質問で取り上げていた「海の家」について記事が出ていましたので取り上げたいと思います。少し前の記事になります。以下、引用開始。

「海の家」解体?危険な落とし物  神奈川新聞 朝刊 社会面 2月6日(土)

海の家の解体作業中に落ちて放置されたとみられる大量のくぎが湘南地域の海岸の砂の中に散乱していることが県などの調査で明らかになった。砂浜の利用者らからは改善を求める声が上がっており、県も調査結果を受け防止対策を考案。その実態報告と対策の提案を行う会合が7日、藤沢市内で開かれる。(松本努、高田俊吾)

くぎ 浜に散乱 藤沢、鎌倉 2100本回収 防止策考案

  発端は昨年4月、アースデイ湘南実行委員会が同市の片瀬海岸東浜で催した「海の大運動会」で2人のけが人が出たこと。競技前に念入りな海岸清掃をしたにもかかわらず、砂の中に埋もれたくぎをすべて見つけ出せなかった。同実行委は県と藤沢市に事実を報告し改善への要望書を提出していた。
 県廃棄物対策課は海の家の解体作業が原因とみて、海水浴シーズン終了直後の昨年9月から10月にかけて藤沢、鎌倉両市の5海岸でくぎの散乱状況を調査。計約2100本が回収され、うち約半数が最近まで使われていたものと分かった。
 このため、同課は①解体業者にくぎを落とさない工夫と回収徹底を文書で要請②解体終了後は海の家経営者が砂浜を確認③土木事務所は原状回復の確認と指導の強化を図る④同課はくぎの散乱状況を継続的に把握⑤県海水浴場組合連合会はくぎの回収徹底を会員に継続的に周知するーなどの対策を考案した。
  「アースデイ湘南2010 海岸美化への取り組み報告会」と題した会合は同実行委が主催し、7日午前10時半から県立湘南海岸公園サーブビレッジの多目的ホールで開く。入場無料(事前申し込み不要)。同課、藤沢市観光課、かながわ海岸美化財団、同実行委の関係者らが、くぎ散乱の実態と対策を報告・提案する。
 くぎの問題について、同実行委メンバーでミュージシャンの琢磨仁さんは「片瀬西浜で約30年間、サーフィンを楽しんでいるが、砂浜に落ちているくぎでけがをした仲間もいる。湘南の海を愛する多くの人々に実態を知ってもらい、県は対策を実現してほしい」と期待する。
 海岸や市街地の美化活動に取り組んできた「鎌倉を美しくする会」の高田晶子代表は「つい先日もボランティア団体の人が由比ケ浜海岸で回収しているのを見たが、2個のバケツに山盛り状態で驚いた。砂浜は、はだしで歩く人もいる。そういう方々を相手に商売をしている人たちが危険なものを残すなんて、あってはならない。出店許可を出した行政の問題でもある」と話していた。

                                                         以上、引用終わり

鎌倉市としても看過できない問題です。鎌倉市はどの程度把握しているのか等調べてみたいと思います。

また、松尾市長を長とする鎌倉市海水浴場対策協議会の10月1日の会合において、釘の話題が出ておりましたので引用したいと思います。以下、引用。http://www.masatake.info/report/2009/10/post-6509.html

海の家問題 鎌倉市海水浴場対策協議会に出席しました

2009年10 月 1日 (木)

本日午後2時から鎌倉市役所第3分庁舎1階講堂行われた鎌倉市海水浴場対策協議会(以下、「協議会」という。)に出席しました。海の家の経営者の方々、市職員(観光課は事務局として)、鎌倉警察・鎌倉保健所・藤沢土木事務所の方が出席され、海水浴場に関することについて話し合われました。傍聴は5人までしかできないため、私も一市民として、観光課に電話で傍聴を申し込みました。なお、資料は協議会後、回収となったため、私が大学ノートに当日の資料を書き写したものと発言をメモしたものから協議会の内容を報告させて頂きます。マイクの調子が芳しくなく書き漏らしたところもあると思いますがお許し下さい。

感想→海の家問題がやって動き始めた感があります。私自身、平成21年4月に当選以来、6月と9月の定例会(本会議)の一般質問で「海の家問題」を取り上げ行政の姿勢を質してきました。貴重な意見を下さった防犯団体代表(ペンキや接着剤で玄関周辺を毀損される。海の家との因果関係は不明。)の情熱の賜物だと思います。今後、海岸近くに住む方々が安心して気軽に遊びに行けるような海の家が今より増えることを期待して止みません。今後もしっかりと見守っていきたいと思います。

ちなみに民主党と鎌倉市長選立候補予定者の渡辺光子さんは政策協定書を交わしております。防犯団体代表を通じて松沢神奈川県知事のアドバイスを参考にし、「安全安心なまちづくり」の中で、「 子どもが安心して遊べる海のルール作り」を規定しております。後日、渡辺光子さんに「海の家の問題はしっかりとやるつもりがありますか?」と確認したところ、「命を掛けてしっかりやります。」と言われてました。また、上記の政策協定書の中には、「安全安心なまちづくり」の中で市内ボランティア活動者を保護するための条例の制定」も入っております。

議題は次の通りです。

1、庶務事項→傍聴について 資料回収、撮影・録音の禁止、私語禁止などの説明が事務局から行われました。

2、議題

①海水浴場業務について

②海の家のルールについて

③海水浴場の開設期間について

④その他

冒頭、協議会会長の石渡市長のあり、退室後、佐野副市長司会の下、議事が進行しました。

1、庶務事項

2、議題

①海水浴場業務について

発行名義が協議会の(実際は事務局の観光課が作成したものと推定される)「鎌倉市海水浴場開設状況報告書」に関する報告が行われました。内容としては、来客数は78万人で31%の減少、晴天が例年より少ないこと、また海の家の出店件数や海の家に関する苦情件数、死亡事故についてがあった。興味深いものはノートに書き写しました。

ア)海の家の出店件数 平成21年

   営業内容更衣室ボート貸出売店飲食遊技場
材木座海水浴場1080018
由比ガ浜海水浴場18117137
腰越海水浴場20204
    合 計30199159
   昨年の合計27175150

イ)海の家の寄せられた苦情

   警察署  土木事務所保健福祉事務所   観光課  合 計
    33件    2件    0件    11件   46件

いずれも海浜組合(海の家の組合、鎌倉にはいくつかの海浜組合があります)組合長に連絡し対応

ウ)死亡事故 2件(3名)、いずれも由比ガ浜

②海の家のルールについて

海の家のルールについて協議されました。出席者の発言は次の通りです。

海浜組合長A:今年9月に海水浴場連絡会(海浜組合が集まった組織)で自主規制(海水浴場連絡会には自主規制があり、営業時間は何時までか等を決めている)がこれでいいのか、これから一年掛けて再検討することを確認した。騒音の苦情が皆無になるよう、これから一年掛けて話し合う。

鎌倉市 市民経済部長:海の家の問題は鎌倉市議会の9月定例会でも取り上げられた。質問の内容としては、イベントの内容、騒音、景観などについて。迷惑になるような騒音、営業内容も鎌倉の海にふさわしいものにすべきである。海岸近くに住む住民や親子連れも楽しめる鎌倉にふさわしいルールを考えるべきではないか。

鎌倉警察署 担当者:イベントの大音量でライフガードのマイクが聞こえないということもあった。また、組合長の意見や注意を聞かない組合員(営業者?)もいた。今後、組合長の注意などを聞かない場合はペナルティーを課すべき。また、営業主体がわからない場合がある(組合員が店舗を貸し出して、他のものに営業させる場合か?)。反社会的団体が営業しているかも知れない。実態がわからない。第三者を加えたルール作りが必要。

保健福祉事務所 担当者:食品や更衣室を担当している。苦情はなかったが、協力する。

藤沢土木事務所担当者:占用許可を担当している。他市の海の家も騒音の相談がある。自主ルールがありがたい。

海浜組合長A:自主ルールの見直しを行いたい。かつては海浜組合の上部団体として運営委員会があり、その中に「海の家のあり方検討委員会」があり、自主規制のルール作りを行っていた(現在の連絡会は連絡会でしかなく、運営委員会とは似て非なるものである)。是非、分科会を設立し、第三者に入ってもらうようにし検討したい。

事務局(観光課):苦情に関する対応を協力したい。自主規制の見直しがいいのか、鎌倉ルールを作るのがいいのか等、各関係者から意見聴取しまとめた上で平成22年1月中旬に協議会で報告したい。

司会:事務局の提案でよろしいですか?異議なく決定ということで事務局は取りまとめをお願いします。

③海水浴場の開設期間について

事務局の説明:従来の開設期間は65日間となっている。平成21年は6/28から8/31の65日間である。しかし、「平成21年度県内海水浴場開設期間一覧」では7/10に開設しているところが多い。鎌倉市の厳しい財政状況もあり、平成22年は7/1から8/31までの62日間としたい。

海浜組合長A:7/10以降の開設が県内では多い。環境の変化もあり、夏がずれてきている。海の日(7/20)~9/中旬までにして欲しい。逗子は6/22から海の家を営業していた。組合一致の意見ではないがどうか。

海浜組合長B:9月は台風が来るので8/31で終わりにして欲しい。

司会:2つの意見があるので、事務局は検討して下さい。

④その他

1、海水浴場の禁煙について 「海水浴場たばこ対策ルール」(県作成)に基づき説明

興味深いデータは書き写しました。

ア)神奈川県の新ルールについて 賛成者

・海の家の利用者 67.7%、・海の家事業者(従事者) 64%、ライフセイバー 77.3%

イ)新ルール=海水浴場の砂浜では喫煙場所以外では喫煙してはいけない。但し、更衣室休憩所、飲食店及び管理事務所を除いた地域。

事務局:市は屋外の公共の場所での喫煙禁止を条例化しており、賛成。費用負担の問題があるので各機関と協議していく。

2、次回は平成22年1月中旬に行う予定。意見・ルールを取りまとめ発表する。

3、滑川に大きいコンクリートが放置されている問題

 滑川にあるトイレを改修したときに下の方から出たものらしく、今後どうするか、費用の問題もあり話し合う。

4、海岸に落ちている古釘の問題

海浜組合長A:由比ガ浜の海浜組合では、ユンボにマグネットをつけ海岸を整備したところ、古釘等が300キロ落ちていた。過去126年間に渡る歴史があるということもある。今後は全海岸で行うことも決めて行かなくてはいけない。

5、ウインドサーフィンと水上バイクの衝突事故

海に関するスポーツ団体 代表:8月下旬、ウインドサーフィンと水上バイクが衝突した。水上バイクが突っ込んだ。どうも酒を飲んでいたようだが、事故後すぐ「海の家」で酒を飲み、事故後に飲んだと主張しているようだ。海上保安部の事故扱いとなっている。「海の家」では水上バイクに乗る客には酒を提供しないようにすべき。

事務局:組合連絡会を通じて、水上バイクなどに乗る人に酒を提供しないようにしてもらう。

                                              以 上

                                                    以上、引用終わり