本日は午前中にGW中に受けた相談について市役所に行き、午後からは地方自治体議員フォーラム 全国研修会に参加しました。
毎年恒例となっている会で昨年は京王プラザホテル、今年はANAインターコンチネンタルホテル東京で行われています。午前中から市役所にいたこともあり13時からの総会には出席できず、全体講演会の松井孝治内閣官房副長官の講演から参加しました。松井孝治官房副長官は、「鳩山政権の目指す新しい公共」について、神野直彦地方財政審議会会長は「地域主権と地方財政改革」についてが講演のテーマでした。
「新しい公共」については、以前、福嶋浩彦 我孫子前市長(新しい公共円卓会議メンバー)の講演が鎌倉市役所で行われたときに聞いたことがあり、市町村の首長ということもあり大変参考になりました。「日本で一番大切にしたい会社」で書かれた「日本理化学工業株式会社http://www.rikagaku.co.jp/」を鳩山首相が視察や演説に入れたエピソード、葉っぱビジネスで有名な徳島県上勝町の「株式会社いろどりhttp://www.irodori.co.jp/own/index.asp」、天神橋筋商店連合会・大阪天満宮・桂三枝氏ら落語家の取り組み(http://www5.cao.go.jp/entaku/shiryou/100425forum/pdf/100425_04_01.pdfをご参照ください)、竈(かまど)金でつくられた京都の「番組小学校http://www.matsui21.com/melma/06/145.html」など具体的な「新しい公共」の話は大変勉強になりました。不勉強で「番組小学校」のことを知りませんでしたが、京都市にコミュニティースクールが多い理由がよくわかりました。
「地域主権と地方財政改革」はなぜ民主党が地方分権を一丁目一番地としているかの説明が面白かったです。社会福祉国家が100年に一度の危機に直面し、歴史の「峠」における3つのモデル、すなわち、①アングロサクソンモデル=新自由主義 アメリカや自公政権下の日本、雇用と福祉を守るヨーロッパモデル2種 ②ヨーロッパ大陸モデル ドイツやフランス、③スカンジナビアモデル スウェーデンが生まれたそうです。①~③のモデルを社会保障と経済的パフォーマンスの比較、および社会的支出の国際比較を検証することにより、次のような結論を導き地域主権の必要性をお話されてました。
・社会的支出を大きくすると相対貧困率やジニ係数(格差)は下がるが、経済成長率が下がることもあること(スウェーデンは経済成長率2.6%で高めだが、ドイツは1.2%)。
・社会的支出を小さくすると相対貧困率やジニ係数(格差)は上がるが、経済成長率が上がることもあること(アメリカは経済成長率3.0%と高めだが、日本は1.4%)
・すべてを失敗しているのは日本だけ
・社会保障給付において、サービス給付は地方自治体の責任。なぜなら国がサービス給付の責任を担うとしたら全国に出先機関を置かざるを得ないことになるが、現実的には無理なこと。
・社会保障給付において、現金給付は中央の責任。なぜなら地方自治体に国境はなく、地方自治体の現金給付に偏りがあれば人口流入につながるから。
・なぜ、同じ雇用と福祉を守るヨーロッパモデルでスウェーデンとドイツに差が出たのか。それは、スウェーデンはサービス給付を充実させているから。
・サービス給付を充実させるためには、中央では上記理由により困難。よって地方分権が必要となる。
レジュメがないとわかりづらいと思いますが、ざっくり説明させていたしました。
講演会終了後、懇親会があり、小沢一郎幹事長が挨拶され記念撮影に応じ大変な盛況ぶりでした。長蛇がなしていましたが最後まで笑顔でお付き合いされている幹事長を見て、よく人柄が表れていると感じました。私も岡田かずのり市議と列に並び岡田市議のカメラで記念写真を撮りました。

