平成22年度第1回鎌倉市生活環境整備審議会を傍聴しました~太陽光発電の興味深い記事について

 平成22年度第1回鎌倉市生活環境整備審議会を傍聴しました。次第は次の通りです。

1、報告

(1)山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設基本構想・基本計画

(2)逗子市とのごみ広域化について

2、議題

「鎌倉市一般廃棄物処理施設の再編整備のあり方」について

3、その他

山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設は支出額が大きいこと、また近隣住民の皆さんの関心も高いこともあるため、全資料を掲載させていただきます。ダブりクリックで拡大していただくか、右クリックで「名前を付けて画像を保存」して下さい。

配布資料

資料1、山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設基本整備 基本構想策定調査業務委託報告書(概要版)

基本構想0 ① 基本構想1基本構想2基本構想3

 ④基本構想4

基本構想5基本構想6基本構想7基本構想8

基本構想9基本構想10基本構想11基本構想12

基本構想13

資料2、山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設基本整備 基本構想策定業務委託計画書(概要版)

基本計画表紙 基本構想0基本構想1基本構想2

基本計画3基本計画4基本計画5基本計画6

基本計画7基本計画8基本計画9基本計画10

基本計画11基本計画12基本計画13

(山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設について) ←パワーポイントで説明時に使用

山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設について1山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設について2山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設について3山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設について4

山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設について5山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設について6山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設について7山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設について8

山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設について9 

資料3、覚書(写)、3枚綴り

ごみ覚書1  ごみ覚書2  ごみ確認書

資料4、鎌倉市の一般廃棄物処理施設等配置図

廃棄物置き場あり方

資料5、今泉クリーンセンター配置図

廃棄物置き場あり方 今泉 

資料6、鎌倉海浜公園坂ノ下地区現況平面図

廃棄物置き場あり方 坂ノ下

資料7、鎌倉市植木剪定材受入事業場配置図(5号地)

廃棄物置き場あり方 最終処分場

その他、平成21年度環境部事業概要(冊子)

Img140 Img141

以上の資料が配布され、原課が説明し委員が質問するという進め方でした。

色々と質疑はありましたが、気になった質疑をご紹介します。

1、報告 (1)山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設基本構想・基本計画 について

Q、消化槽などの施設から住宅までどれくらい離れているのか?

A、消化槽からは一番近いところで約30メートル離れている。→委員「近いのでは?圧迫感がありそう。」

Q、環境省は施設規模を稼働から7年後のごみの量で設計するよう指導しているが、基本計画では稼働から5年後の平成33年で計算している。環境省との数字と異なるが問題ないか?(基本計画②の一番下※をご参照ください)

A、確認し相談しながらやっていく(直接の回答になっていませんでした。こんな感じの答えだったと記憶しております)。

Q、初沈汚泥が 227.4wt/日、余剰汚泥が 813.8wt/日となっているが(基本計画⑬左上の数値)、今の現状の数値か?

A、山崎浄化センターの全量の現状の数値である。

委員曰く、とすれば、余剰汚泥が多いのではないか。余剰汚泥が多いと消化率は良くない。初沈汚泥が多いほど消化率はよくなる(消化率がよくなる=メタンガスが多く発生)。余剰汚泥は生物も多くべたべたする。これを送り込むにはよほど管がよくないとおくれないのでは。

別な委員曰く、余剰汚泥が多いのではないか。生ごみを集めるようにしないといけない。

※wt/日は、一日当たりの湿重量(水分を含んだ重量)です。

※私は文系で色々と単位などが難しいため、ネットで調べましたが中々理解しにくいところがあります。私が参考に見たHPで比較的わかりやすかったものを紹介します。

以下、引用開始

HP:freeml(フリーエムエル) バイオマスML  件名 Re:下水汚泥のバイオガス利用 ML.NO[biomass:0642] 2002/12/24 16:21 より 

http://www.freeml.com/biomass/642

以下、一部引用開始

> 下水汚泥のバイオガス利用が注目されているようですが、汚泥処理の方法によってはエネルギー収支はマイナスになる可能性もあるので手放しで喜べない状態です。マイナスになる原因は汚泥を乾燥後焼却する場合等ですが、乾燥に熱を多量消費してしまってバイオガスの熱量を全て使い切ってしまう場合があります。
>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021222-00000302-yom-bus_all

・・・下水の余剰汚泥は、曝気処理により★易分解性有機物の大半が酸化消失しているため、有機物のメタン転化率が低く(40%を切ることが多い)、 曝気動力も賄い切れないことが多いです.十数年前北九州の下水処理場で [メタン発酵→ガス発電] を導入したとき、場内電力の1/3ほどをまかなえる、と発表していました.今ならもう少しマシでしょうが、1/3が1以上(エネルギー黒字)になるのは大変だと思います.
下水場では、曝気処理の前に分離できる「初沈汚泥」があり、これは空気酸化前なので、厨芥の成分に近く、◎メタン転化率が50~60%とよいので、メタン回収の値打ちが高い.そこで、初沈汚泥だけをメタン発酵にかけるか、余剰汚泥を一度熱処理(可溶化物が増える)してメタン発酵にかける(メタン化率→約50%に向上)か、など京大の衛生工学の方々が検討し、環境技術に発表していました.(だが、処理費増の割に増収メタンが高評価されず、実施し難い)
今回の「東電+森ケ崎水処理場」の3.2MWバイオガス発電プランも場内電力でプラスになるかどうか、苦しいんではないかと思います.ただし、RPS法の施行に伴い、東電が一定の割合の新エネ枠を確保する目的ならば、場内電力マイナスであっても、バイオガス電力を一度買い取り、それを処理場へ再売却することにすれば、RPS法の「新エネ枠」は確保できるメリットはあるでしょう.
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私のコメント:<下水汚泥エネルギーシステム改善する余地は>、☆余剰汚泥の高熱量化・増収.これまでは汚泥の減量化に目を奪われていて、メタン発酵最適化という視点が弱かった.そのためつい過曝気(余剰汚泥収量が低下)になる傾向がある.逆に、曝気を節減して◎余剰汚泥収量最大になる運転をすれば、有効有機分の温存率が上昇する.(◎曝気動力も少し節減できる).当時、平岡先生もそういう意見であった.
☆初沈汚泥の増収を. 流入汚水の性質に支配されるのは当然だが、沈降槽に濾過槽を加えて、できるだけ曝気処理へ行く有機分を減らす努力をすること.[初沈汚泥]>>[余剰汚泥]
となれば、◎メタン総収量は1.5倍くらいにはなる.
☆消化残渣はどうしても残る.(有害分がなければ堆肥化OKなのだが)重金属分を含む下水汚泥が多く、その場合、溶融固化せざるを得ず、多量の外部エネルギーを消費する(大きな
エネルギーマイナス).だが一律に下水汚泥は溶融処分、とするのは過剰規制で浪費エネになる.重金属分の下限値を決めて、それ以下には、よりエネ消費の少ない◎堆肥化への道を拓く.

以上、一部引用終わり

2、議題 「鎌倉市一般廃棄物処理施設の再編整備のあり方」について

原課より、山崎浄化センターバイオマスエネルギー回収施設が完成し、今泉クリーンセンターの焼却施設を閉鎖した場合には、今泉クリーンセンターの場所に、関谷植木剪定材受入事業場と坂ノ下積替え所(不燃物)を移設したいという説明がありました。担当者は「今後、生環審で協議して欲しい。今回は頭出し」との説明をしていました。

                                                      以上

太陽光発電の興味深い記事について

湿重量について色々とネットで調べているうちに、興味深い記載を見つけました。ご参照いただければ幸甚です。

中国ニュース通信社 「レコードチャイナ」 2009-09-12 07:46:47 配信

<太陽光>だまされている?ソーラーシステムは環境破壊の元凶か―香港紙

404 Not Found

以下、引用開始

2009年9月11日、環球時報によると、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは10日、中国で最も貧しい省・貴州省の太陽光発電システム工場が、「5年以内に中国・インド・アフリカの1000の貧しい村落に、太陽発電の街灯を導入させる」と宣言しているという。

太陽光発電システムはエコのイメージが定着しているが、北京交通大学で光学技術を研究する簡(ジエン)教授によると、電気容量1000ワット(冷蔵庫が1日に消費する電力)のソーラー板を生産するために10キログラムの多結晶シリコンが必要で、これだけの多結晶シリコンを生産するためには、2トン以上の石炭を消費しなければならないという。2トンの石炭があれば、冷蔵庫を20年間使うだけの電力を発電できる。

同紙によると、先進国の多くの企業が、それが地球温暖化の緩和に貢献すると信じて、太陽光発電システムを次々に導入している。それを受けてここ数年、ソーラー板の需要が大きくなり、既に年間1000億ドルのマーケットになっているという。同紙は、「太陽光発電システムは世界を救うことがないばかりか、大気汚染を促進し、エネルギー消費を増大させている」との厳しい見解に立つ。

現在、中国の多結晶シリコンの生産量は5年前の80倍の年間4000トン、世界一の生産量を誇る。中国政府は、今年の生産量は3万トンに達するとみており、2011年にはその3倍に当たる15万トンに達するとの予測もある。中国メディアの報道によると、少なくとも16の省で33の多結晶シリコン工場の建設が始まっているという。(翻訳・編集/津野尾)

                                                         以上、引用終わり

詳しく調べていないため真偽のほどはわかりませんが、興味深い記載です。