今年6月から観光厚生常任委員会に所属することとなり、改めて廃棄物行政について知識を深めようと思い、原課である環境部環境施設課にお願いし、午前に名越クリーンセンター(以下、クリーンセンターをCCと略す。)、午後は今泉CCを視察いたしました。
いくつかわかった点などを記載しようと思います。
① 両CCとの他市の焼却施設と比較し狭い(古都鎌倉だから止むを得ない?)。
② 名越CCの焼却施設の建物の中には狭い空間に2炉入っており、非常に狭い(以下の写真参照)。
③ 名越CCは第一種住居地域であり延べ床面積3000㎡までしか建物が建てられない地域にあり、すでに2940㎡の建物が建ってるため増設ができない。また、高さ15mの制限がかかっている地域であるため既存不適格な建築物となっている。そのため、名越CCでは建物は建替えせずに焼却施設を延命化すべく「長寿命化計画」を財団法人日本環境衛生センター(http://www.jesc.or.jp/)に策定業務を依頼し、現在、同財団法人で調査中となっています。調査の途中報告では、建物構造の鉄骨やごみピット付近でない鉄筋コンクリートについては大きな問題がないが、ごみピット付近の鉄筋コンクリートは傷んでいるということが口頭で報告されたとのこと。
←名越CCごみピット内 右側の写真の上部の白い長方形の部分が炉の投入口
④ 両センターには昭和58年前後に地元町会と市が結んだ協定書というものがあり、大船地域のごみは今泉CCで、鎌倉地域のごみは名越CCでそれぞれ処理するといった内容が盛り込まれている。
⑤ 今泉CCに関する地元町内会と市の覚書は③の協定書を前提にしている。今泉は市の職員や議員が覚書により平成27年度にはやめることになっているという話はよく聞いていたが、年度が人により多少違っていたりしていたため気になっていた。覚書の写しを確認したところ、「稼働期間(稼働は平成17年4月)は回収後長くても10年、平成25年ごろまでの稼働を目標とする」となっていた。
⑥ ごみの収集に関する民間委託は原則として、退職者不補充で空きが出てきた分について民間に委託している。
(1) 燃やすごみ 名越CC=市、今泉CC=月火木金にパッカー車3台ずつ民間(ちなみに月は市4台、火は市5台)
(2) ビン・カン・新聞紙 100%民間委託
(3) ペットボトル 名越CC=市、今泉CC=民間4台
(4) 不燃ごみ 軽自動車(狭隘な道路があるところを担当)は市、それ以外は民間
(5) 植木選定 名越CC=軽自動車は市、軽自動車以外は市と民間で分け合う 今泉CC=軽自動車は市、それ以外は民間。
ちなみに現業職から一般職への転任を以前は転任試験というものがあり認めていたが、現在は認められていないそうです。名越CCでは12年くらい前から人が入っておらず、また、今泉CCの平均年齢は57歳後半だそうです。
今後も観光厚生常任委員会で十分な審議ができるよう研鑽を重ねていきたいと思います。

