公金 どこへ 政調費 県内19億円  朝日新聞湘南版 10月1日  + 議員報酬9月分

統一地方選を来年四月にありますが、議員の政務調査費についての記事が朝日新聞湘南版に出ておりましたのでご紹介いたします。

神奈川県は横浜、川崎、相模原と三つの政令指定都市があります。いっそのこと各市町村を合併して、全て政令指定都市にすれば県がいらなくなるのではないでしょうか。県って本当に必要なの、と思う今日この頃です。

ちなみに、表は一昨日の議員報酬の表に加えて作っております(青い罫線の部分)。

以下、引用開始

公金 どこへ 政調費 県内19億円  朝日新聞湘南版 10月1日

県・横浜市・川崎市で8割

 議員報酬とは別に、地方議会の会派や議員に非課税で支給される政務調査費。県内でも2009年度、県と26市町の計860人の議員分で総額約19億2千万円の公金が支払われた。県と横浜、川崎両市でその8割強を占める。全国の自治体で不適切な使い道が相次いで判明し、住民の視線も厳しくなっている。県内自治体の政務調査費支給状況について調べた。                               (岩堀滋、川上裕央、安富崇)

7市町村、支給なし

 2001年の地方自治法改正で、地方自治体は会派または議員に政務調査費を支給できるようになった。金額や支給対象、方法を自治体ごとに条例で定めている。

 県と26市町の月額は、横浜市の55万円が最多で県が53万円、川崎市は45万円。朝日新聞の調査によると、横浜市は市で全国1位とみられる。大阪市が09年4月から11年4月までの特例で10%削減し月額54万円になり、名古屋市も09年4月に5万円削減し同50万円になったことで横浜市を下回った。全国都道府県議会議長会の今年4月の調査によると、県も都道府県で全国2位だ。年間の支給総額は、横浜市と県でいずれも6億円を超えるほか、川崎市で約3億3千万円となっている。

 県議会の場合、使途は調査研究にかかわった秘書らの給与などの「人件費」の比率が目立つ。

 だが全国では、飲食代や書籍代などを支出として計上し、目的外と指摘される事例が続いている。県内でもこれまで、県議会や川崎市議会などで一部会派が収支報告に明記したロータリークラブ会費やコンサートチケット代などへの支出を監査委員が目的外と認定し、返還を求めるよう知事や市長に勧告した例がある。

 今年6月には、横浜市議会の一部会派が政務調査費を広報紙作成に使ったことの違法性を問う横浜地裁の訴訟で、議員の経歴やNPO活動を紹介した個所を支出対象外とした判決も出ている。

 一方で、三浦市や大井町、山北町など7市町村では政務調査費そのものが支給されていない。一部議員から支給を求める声を受けて導入を検討した自治体もあるが、財政悪化や住民感情への配慮などを理由に見送っている。

 財政難などの理由から県内19市で唯一制度がない三浦市の市議の一人は、「本や事務用品の購入、会合への出席などは自費。議員報酬だけではいつも収支がギリギリだ」と打ち明ける。だが、「仮に政務調査費が支給されても市民は納得しないだろう。(制度のない)現状でやむを得ない」と話す。

 全国市民オンブズマン連絡会議(事務局・名古屋市中区)事務局長の新海聡弁護士は「一般的に、政務調査費で議員が何を調査しているのか不明だし、疑わしい使途もある。支給基準がなく、金額もバラバラ。もらえるからもらっておこうという意識が議員にあるのでは」と厳しい。「統一地方選に向けて、政務調査費についての議論が巻き起こるのではないか」と話している。

キーワード:政務調査費

 各自治体議会の会派または議員に、各種政策の調査研究費用の一部として、議員報酬や期末手当と別に支給される。全国では、東京都議会の月額60万円が最高額とされる。

 使用にあたっては、使途基準を定めているケースが多い。県議会の場合、研修会や講演会の実施経費、雇用職員の参加経費としての「研修費」▽調査研究活動に必要な事務所の設置や管理経費としての「事務所費」▽調査研究を補助する職員の雇用経費としての「人件費」など、9項目が定められている。

 各年度末に、支給された会派・議員ごとに収支報告書の提出が必要。使途を明確にする目的で領収書の添付を義務付ける自治体も増えている。県内でも、政務調査費を支給する県と26市町のいずれも義務化している。

 国会議員の場合も、議員報酬にあたる「歳費」(一般議員で月額129万7千円)とは別に、政務調査費にあたる「文書通信交通滞在費」(同100万円)が個人に、「立法事務費」(議員1人当たり同65万円)が会派にそれぞれ支給される。

県内自治体議会の政務調査費一覧

(2009年度、月額の多い順)

 
 
 議員一人
当たりの政務
調査費月額
(単位万円)
一年間の
支出総額
(万円)
議員定数
(人)
毎月の議員
報酬(万円)
人口
(万人)
横浜市55606109297365.9
536444810797897.4
川崎市45337506383139.9
横須賀市13.970894366.241.8
藤沢市10.74622.43656.540.5
相模原市106160526771
小田原市6.521842847.519.8
厚木市620162845.222.6
平塚市518003050.226
鎌倉市516652847.917.3
茅ケ崎市414403045.323.3
大和市3.511972944.122.4
秦野市3.510922643.316.9
伊勢原市25762443.510
逗子市24402243.95.8
寒川町24321833.94.7
葉山町240817403.2
海老名市1.8496.82442.212.6
座間市1.65470.252440.412.8
大磯町1.52521431.53.2
綾瀬市1.253252239.88.2
愛川町121618344.1
南足柄市11921635.54.4
箱根町11801630.61.3
中井町11681425.41
二宮町0.751261428.32.9
松田町0.58414251.1
三浦市1844.24.8
湯河原町16302.6
真鶴町1227.50.8
大井町16261.7
開成町14261.6
山北町1425.51.1
清川村1024.60.3

 注)朝日新聞横浜総局が、県と全市町村に聞き取ってまとめた。

                                                   以上、引用終わり

以上の表データを元に神奈川県の自治体の「毎月の報酬」、「毎月の政務調査費」「議員定数」などの見やすい表を作りました。是非ご参照ください。

 毎月の議員
報酬(万円)
議員一人
当たりの政務
調査費月額
(単位万円)
議員定数
(人)
人口
(万人)
政務調査費
一年間の
支出総額
(万円)
横浜市975592365.960610
9753107897.464448
川崎市834563139.933750
相模原市671052716160
横須賀市66.213.94341.87089
藤沢市56.510.73640.54622.4
平塚市50.2530261800
鎌倉市47.952817.31665
小田原市47.56.52819.82184
茅ケ崎市45.343023.31440
厚木市45.262822.62016
三浦市44.2184.8
大和市44.13.52922.41197
逗子市43.92225.8440
伊勢原市43.522410576
秦野市43.33.52616.91092
海老名市42.21.82412.6496.8
座間市40.41.652412.8470.25
葉山町402173.2408
綾瀬市39.81.25228.2325
南足柄市35.51164.4192
愛川町341184.1216
寒川町33.92184.7432
大磯町31.51.5143.2252
箱根町30.61161.3180
湯河原町30162.6
二宮町28.30.75142.9126
真鶴町27.5120.8
大井町26161.7
開成町26141.6
山北町25.5141.1
中井町25.41141168
松田町250.5141.184
清川村24.6100.3

 ちなみに、これらの表にはいわゆるボーナスはいっておりません。

また、私の議員報酬9月分は次の通りです。

LCC007